64歳の新人労働組合員
 本日は、所属労働組合の大会で議長をさせていただきました。この日は、「定年まで残り一年だけど、何かお返しができれば」と64歳ではじめて労働組合に加入された組合員がおられるということが話題になりました。
 同じ職種でも組合があるところとないところではそうはいっても、労働条件がだいぶ違います。そのことをその方はよく理解されていることがよく伝わってきました。
 これもひとつの活動の仕方だと思います。それとともに、一方でどうして今まで、こうした皆様にご参加いただけなかったのか?組合の側の課題も見えてくると思います。お話を伺える機会があればと思います。
 例えば非正規公務員の場合、当事者の組合がない自治体では非正規公務員でも、賃上げゼロ回答、みたいなことも現実にあるわけです。ですが、自分は参加したくない、と言う方も多いのも現状です。とはいえ、64歳で初めて参加されるような方もおられる。これから、こういう方が増えてくるような予感もしています。若者を大事にするというのはよく言われますが、一方で、いろいろ豊富な経験をされてから、新たにこういう活動に入って来られる方のご意見も大事にしていきたいものです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?