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#21 会話が続かないなら上下横を意識して

このnoteは、↓のラジオ配信を文字起こしして、少し編集したものです。クリックすると聞けます。

こんにちは、きっかけラジオのりゅうです。

会話を広げる、上下横の質問

今回は、会話が続かないなら、上下横を意識してみよう、そんな話をしてみたいと思います。

コミュニケーションに関する話になりますね。
僕は昔から人とコミュニケーションをとるのがあんまり得意じゃありませんでした。
雑談が苦手っていうんですかね、大人になってからも、あんまり人とおしゃべりするのが、得意ではなくって。

本当にごくまれに、何も気にせず話が盛り上がるような相手っていうのもいますけど、そういう例外を除くと誰とでも雑談できる人ってすごいなと思っていました。

そういう人にちょっとね、憧れみたいなものもあって、コミュニケーション能力って社会人としては求められる力だし、いろんな人と円滑なコミュニケーションで関係性を作っていけるといいなと思って、結構本読んだりもしましたね。
雑談力みたいな本だとか、読んだんですけど、やっぱりそんなと簡単には変わるものではないですね。

そういう本から得られる、コミュニケーションに関する知識があるかないかで言えば、ある方がもちろんよくって、何かができるようになるまでには、まず知っているっていう段階があって、それからできるっていう段階があって、で実際にやっているっていう段階があると思うんですけど、まずは知ってないと話にならないので、知識があるに越したことはないかなと。

話をどっちに広げるのか

本題に入っていくとですね、最初テーマでお伝えした、会話が続かないなら上下横を意識するっていうのがどういうことかっていうと、相手が言ったことに対して話を上に広げるのか下に広げるのか、横に広げるのかっていうのを意識すると、質問がしやすいですよっていう話です。

立ち位置は、話すより、聞く側で

まず前提として、人と雑談がなかなか続かないっていう、僕みたいな悩みを持っている人は、面白いネタを探して自分から話すっていうよりは、人に気持ちよく話してもらうことに重点を置いた方がいいです。

話を聞く側に立って、気持ちよく喋ってもらうためにはどうしたらいいかって考えた方がいいと思います。

だいたいほとんどの人はですね、じっくりと、ちゃんと自分の話を聞いてくれる人のことが好きですし、皆さんもきっとそうだと思います。僕もそうです。

なので興味を持って熱心に聞くっていうことができると、人間関係が作れるっていうのが僕の実感としてもあります。

改めて、上下横ってどういうことかっていうのをご紹介していきますね。

上とは

上っていうのは、一段抽象化するっていうことです。

発言に対してそれってどうしてですか、とか、何のためですか。なぜですか。ていう感じです。

下とは

逆に下に行くのは具体的にするということです。
それって具体的にはどんなことですか。例えばどんなことですか。っていうふうに具体的にしていく感じです。

上に行くか下に行くかはですね、これチャンクアップチャンクダウンなんていうふうに表現されている場合もあるんですけど、チャンクっていうのは塊ですよね。チョコチャンククッキーとかのチャンクですね。

塊を上に行くのか下に行くのかってことですね。
より大きな概念にするのか、具体的な粒にしていくのかっていうとこですね。

横とは

横っていうのは、話をスライドさせるというか、他にはありますかっていう感じでちょっと隣に移動するっていう感じです。

上は抽象的に下は具体的に横はスライドさせる。

説明だけだとちょっとわかりにくいかなと思うので、ちょっと例えばどんな感じかっていうのを挙げてみようと思います。

例えばこんな感じ

例えばそこまで親しくな同僚の人とかでもいいと思うんですが、とっかかりとして、休みの日何されてるんですかとか、よくある会話ですよね。

そこで例えば、体動かすのが好きだからスポーツしてますね。って返事が帰ってきたとします。

それに対して、そうなんですね、どんなスポーツするんですかって聞くとしたら、それは下に言ってますよね。

スポーツが好きですっていうのを具体的にはどんなスポーツするんですか、なので具体的にしてるんです。下に掘っていく感じです。

で、例えば草野球してるんですよって返ってきたとしますね。それに対して、野球を好きなんですね、他にはどんなスポーツをするんですかっていうと、今度は横に行ってますよね。

野球やってるんです、に対して野球の他には何かやるんですか。って言うと同じスポーツ名っていうところでそれより深くは行ってないけど、横にスライドしてる感じですよね。

野球の他にはフットサルもやってるんですよ、とかって言われたとしたら、そうなんですか、球技がお好きなんですか、とか、それで球技が好きなんですよね、と言われて、どうして球技がお好きなんですかって言うと今度上に行ってますよね。

球技が好きな理由を聞いているので、一段階抽象的な話になっています。

まあねチーム戦で点を入れるスポーツが好きなんですよねとかってなると、そうなんですね、チームワークが好きというとスポーツ以外でも何かチームワークが必要なこととかがやっぱり好きなんですかとか質問できますね、そうするとチームワークが必要なスポーツ以外のものって事で横に行っています。

そうですね、仕事も1人でやるよりは、チームを組んでやるものの方が好きですねとかってなると、どんどん話がもう、どのフェーズでも上にも下にも横にも簡単に広げられます。

そして、どっかのポイントでですね、その人が一番話したいものって出てくるんですよね。そうするとだんだん自然にですね、どんどん話してくれますし、相手によっては、逆にあなたはどうですかって聞き返してくれたりとかもするので、そうすると自然と会話になっていくっていう感じですね。

気持ちのいい話のおわり方

で、締めくくりというかその雑談を終えなきゃいけないときに相手が嬉しい終わり方っていうと、何か○◯さんのことを知れてちょっと楽しかったですとか、勉強になりました、ありがとうございましたとか、ポジティブな感想を伝えて終わりにするといいですね。

そうすると、雑談苦手っていう意識をだんだんなくしていけるんじゃないかなと思います。

まとめ

ということで今日は会話が続かないなら、上下横を意識してというテーマで、コミュニケーションに関する話をしてみました。

あんまり難しい話ではなくて雑談をするときのテクニックとして、上に行くのか下に行くのか横に行くのか、それってどうしてですかとか、具体的にはどんなことするんですか、他には何かありますかという感じで、上下横を、頭の中で矢印を思い浮かべながらどっちに行ってみようかなって思いながら会話をすると、楽しめるかなと思います。

では、このお話も誰かのきっかけになると嬉しいなと思います。

最後まで聞いていただいて、ありがとうございました。

きっかけラジオのりゅうでした。

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