がんばることなんてなかったんや。そのまんまのオレでよかったんや。
家族で千葉へ小旅行に来ています。
昨日の朝八時に茅ヶ崎の家を出て、久里浜からフェリーに乗って、道の駅に寄り道したりイチゴ狩りをしたりして、八時間くらいかけて鴨川までやってきました。
考えてみたら家内と八時間も話すことなんて本当に久しぶり。海や山や人々が移りゆく景色を眺めながらお互いの心のうちにあるものを交換していると、本当に幸せな気持ちになってきます。
旅に出るといろんなものが見えてきます。
自分はいつも何を見て生きているのか?
自分の大切な人は何を思っているのか?
自分たちはこれから何をして生きていきたいんだろう?
自分たちにとって本当の幸せって何だろう?
いつも真ん中にいる自分。人目ばっかり気にしている自分。鬱陶しいほどの自分。自分自分自分。
人は苦しいとき、自分を見つめなおします。イヤらしい自分、素晴らしい自分、いろんな自分を見つけて、ようやく気づくのです。
「自分のことばっかり見てるから、苦しいんだ」って。
ひらいた心で外の世界を眺めたとき、やっと、ありのままの自分が愛されていたことに気づくのです。
がんばることなんてなかったんや。そのまんまのオレでよかったんや。
清原がいつかそれに気づいてくれることを心から願っています。人生の旅ははじまったばかりだもの。
2016/02/03/WED/ホテルの窓際で打ちよせる波を眺めながら
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