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DDJ-WeGO4を使いやすくする設定例(3Band EQとGAINの設定)

こんにちは。RYU (@ryu_anifes2) です。
今回は、自分がDDJ-WeGO4を使っていく上で、ちょっと設定をいじったら快適になったのでその解説になります。
かなり前から、設定は変えていたのですが、これを同機を持っている先輩DJに教えたら「それは有料級の情報なのでちゃんとまとめるべき!!」とおっしゃってくれたのですが、流石に設定でお金は取る気がないので気になっていた方のお役に立てればと思います。

この設定はrekordbox6 or 7を使用し、DDJ-WeGO4をパソコンで接続した場合の話ですので、スマホやタブレット、他のDJソフトの場合は各ソフトの説明に従ってください。


DDJ-WeGO4のFILTERについて

意外と知られていないらしいのですが、このFILTERのノブは別の種類(エフェクト)に変更することが出来ます。
このノブは本来は「CFX」という名前で、DJM-900nxsのSOUND COLOR FXに近い機能を有しています。
最新機材であるDDJ-FLX4では、それにやっと気がついたようで「CFX」と正しい表記になりました。

CFX欄でFILTERのノブ状態が分かります。
これは標準の状態

CFX欄にて「DEFAULT」から「USER」に変えることで、エフェクトの種類を変更出来ます。

音量をアップする

DDJ-WeGO4をミキサーと接続して使用する際、ミキサーのGAINをかなり上げなければならないな・・・と感じたことはありませんか?
これは、DDJ-WeGO4のデフォルトの設定が音を抑えている設定になっている為です。

まず、環境設定に移動します。

「ファイル」→「環境設定」

「コントローラー」→「ミキサー」→「ヘッドルーム」にて「(無し)」に変更します。
DDJ-900nxsであれば2メモリ分ほど音量が上がります。

初期値では-9dBになっています

3Band EQ化をする

DDJ-WeGO4のFILTER(CFX)を無効にし、EQを「Hi」「Mid」「Low」に変える事が出来ます。
これで標準的なミキサーとほぼ同じ使い方が出来ると思います。

「コントローラー」→「ミキサー」→「EQコントロール」にて「3Band EQ」に変更します。

初期値では2Band EQ + Filterになっています

この様に上から、「Hi」「Mid」「Low」になります。

割り当てを変更してGAINを作る

個人的に、自分のプレースタイルではHiを切るケースは少なく、オートゲインではバランスが悪いことも多々あるので、HiをGAINに変えたいと思います。

画面右上にある「MIDI」をクリックします。

「MIXER」をクリックし、「EQ High」をクリックしてから「DELETE」をクリックします。
これをデッキ1と2共に削除します。

「LEARIN」をクリックのあと、「ADD」をクリックします。
メニューが開いたら「Gain」をクリックします。

画像のように
Function名:Gain
Deck名:1
になると思います。

割当を行うため、DDJ-WeGO4の「Hi」を動かします。

同様にDeck2も行います。
「ADD」→「Gain」クリック後はDeck名:1になっていますので、2に変更します。

MIDI INがDeck1がB607、Deck2がB608になれば設定完了です。

この様に上から、「GAIN」「Mid」「Low」になります。

総評と与太話

いかがでしたでしょうか?
・DDJ-400、DDJ-FLX4を持って行くには大きい。
・DDJ-200はサウンドカードが無いから現場で使いにくい問題。
この問題に適した機種が「DDJ-WeGO4」です。

でも、
・rekordbox Hardware Unlock対応だけど、HiとLowしか無いから不便そう。
とは言われているが、タブレットでプレイされる方には人気の強い機種。

一時期は在庫処分で22,000円で売られていたんですけどね。
このサイズの後継機はもう発表されず・・・。

後継機とまで行かなくても、同サイズの製品が復活されることを強く望みます。


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