俺が『ケータイ捜査官7』で好きな所をただただ挙げていく

先日、12年の時を経て、念願のBD-BOXが発売された『ケータイ捜査官7』。

この素敵な作品を生み出してくれたキャスト&スタッフの皆様に、ほんの少しでも「俺の好きを伝えたい!」ただそれだけのテキストです。

ポイント1:登場人物の「成長」

一番大きく挙げたい所は、1年45話を通して、ほぼ全てのメイン登場人物が成長している、という所でしょう。もちろん、各ブレイバーも登場人物に含みます。
※メイン登場人物=レギュラーから準レギュラー辺りまで

例外と言えるのは、間明。
これは成長しないことが【鍵】になる人物なので、仕方ないかな、と。

そして、ケイタの母、網島 春美さん。
メイン回、なかったですもんね。仕方ないですよ…(遠い目

その他の登場人物は、上はご隠居から、下は可憐ちゃんまで、それぞれに心の成長が描かれています。

代表的なのが、主人公の網島ケイタであることは、間違いないでしょう。
第一話で吐いた「どっちでもいい」の言葉。
物語終盤で再び口からでた「どっちでもいい」の台詞は、上の言葉とは明らかに意味が違うのが判るでしょう。

ポイント2:PBと人間のバディとしての心の通い合い

フォンブレイバーのゼロワン、サード、セブンは、それぞれがバディや園周辺の人物との交流を経て、それぞれの【解】と呼べる答えを、見つけていきます。

特に【解】に固執していたゼロワン。
彼は、時にセブンを通して、時に直接。網島ケイタと交流する事で、その求めていたものに近づいて行ったのでしょう。
特に様々な因縁を持つ、美作チーフとの即席コンビの話は、見ている側の色々な感情を刺激してくれます。

この三人。最終回に向けた動きが、何故か一致しています。
それぞれ、場所も行動も、全く異なるのですが、最終的に「バディを思いやって」それぞれが行動を取ります。

三人共、それぞれに同じ未来を感じたから、託したんじゃないかな、と僕は感じています。

それが、フォンブレイバーとバティが心を通わせた先にあったものなんだと。

ポイント3:ケイタの髪型と「瀧本」への憧れ

ほぼ第一話で退場してしまうのに、全編を通してストーリーの柱になっている重要人物「瀧本 壮介」。

第三話で突然、なんの前振りもなく、なんのツッコミもなく、ケイタの髪型が変わっていますが、あれは「ケイタの滝本への憧れ」が現れたものなのだって、あるイベントで窪田正孝さんが言ってた!

ストーリの中では、何かに付けて「瀧本ならあーしてた」だの「瀧本ならこーしてた」だのというやり取りが展開されます。
そして、セブンの夢と呼べる様なシーンでも、象徴的に瀧本が登場します。

ですが我らが網島ケイタくん。滝本への憧れを、憧れのまま終わらせていません。

例えば髪型。
切った髪は、また伸びます。

一年かけて伸びた髪は、第一話冒頭の頃の網島ケイタの髪型そっくりです。
ああ!同一人物だから当たり前だろう!とか、言わないでっ!!お願いだからっ!!!

ポイント1で挙げた様に、ケイタは1年で成長をしています。
その為、同じ様に見えるケイタも、その中身は大きく違っている、と。

僕は、この髪型のサイクルを
「初期網島ケイタ」→「瀧本への憧れケイタ」→「憧れを取り込んだケイタ」
と勝手に分類しています。

特に最終回での瀧本に絡めたセブンとケイタのやり取りは…必見です!

ポイント4:CG!

あえて多くを語る必要はないでしょう。

全編を通して当時の限界に挑戦している超美麗CG!
その為、「出せるフォンブレイバーは3体まで」という制約がついたのだとか。

今見ても、このCGが10年以上前のものだと、信じられません!

ポイント5:電脳系SF大好き!

超個人的な理由。
大好きなんです。インターネットとか、AIとか、そういうSFが!

もう、それだけでご飯3杯イケる!
そういう感じです。


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