行動した方がいいのはわかるけど実際にどうやってやるんだって話
人生を後悔しないためにするべきこととは?
死ぬ前に後悔する事として、
「やらなかったことを後悔する」
はいつも上位にランクインしていますね。
それだけ行動する事が大切だという事です。
でも、実際に行動するとなったときに
時間がない、
失敗が怖い、
やり方がわからない、
周りにやってる人がいない
とか色んな言い訳を自分に言い聞かせて結局行動しないという事は誰にでも経験があるのではないかと。
もし行動をしなければ死ぬ前に後悔するとわかっているのになかなかできないのです。
まず最初からそんな先の事は頭にありません。
困ったもんです。一応理屈ではわかってるけど本能がそれを拒否します。
これには短期的な視点と長期的な視点が関わっています。
人間はあらゆることに対して短期的に考えがちです。
例えば、
タバコを吸う
おかしを食べる
短期的な視点で目の前の快楽を求めて、つい手を出してしまいます。
ですが、人生を後悔しないようにという視点で考えるとこれはまずいです。
人生は一般的に80年以上あるのです。人生を後悔しないためにはずっとではないにせよ、満足感をある程度維持する必要があります。
短期的な視点で満足感を維持する事は難しいでしょう。次につながる種をまいていないからです。
先日セブ島(フィリピン)に行ったときもこういった人が多いなと感じました。
セブ島は発展途上国で貧富の差が非常に激しいのですが、基本的に短期的な視点で行動をしています。
とにかくお金が欲しいから肉体労働をして、少しでもお金を多く取るために観光客には高く値を言ったり、チップを要求するといった考えです。
そして稼いだお金もすぐに使ってしまいます。
しかし、この短期的な視点では目の前の結果が一時的に良くなるだけで貧困層から脱出できません。
これも理屈ではなんとなくわかっているのですが、本能が目の前の結果にフォーカスしてしまっているのです。
なぜこういったことが起こるのかというとフィリピンでは教育があまり施されておらず、短期的な快楽を求める本能を抑えてしっかり考える、長期的な視点に立つという基礎がないからです。
つまり理屈=長期的な視点、本能=短期的な視点、なのです。
行動する際の足かせには短期的な視点が関わっていて、これを外さないと行動に移せないのです。
じゃあどうやってそれをやるのか
ここまでで長期的な視点を意識的に持つと良いということはわかったのではないかと思います。
人間どうしても短期的な視点で考えてしまいがちですからね。
ですが、そうすると先ほどの例でもあげたような目の前の結果だけにフォーカスしてしまうことになります。(もし人生が数年とかならそっちの方がいいと思いますが)
しかし意識的に長期的な視点を持つってなにか漠然としていてわかりづらいですよね。
そこでもっと簡単に長期的な視点を持つやり方があります。
・人間には二種類の頑張り方がある
さっきも言ったように意識的に長期的な視点を持つように心がけるとある程度は本能が自制されて行動できるようになるでしょう。
でも悲しい事に人間はすぐに忘れる生き物です。このやり方で行動に移せるようになる人は5%もいないのではないでしょうか。
僕たち凡人がそんなことをしてはいけません。
そこでもう一つのやり方として強制的な環境に身を置くということです。
絶対にそれをしなければならない環境を作ってしまいます。
例えばセミナーをやりたいと思ってるならコンテンツが完成する前からセミナー会場を予約して集客してしまう。英語を勉強したいなら留学をしてしまう、といったようにです。
schooでの登壇
先日8万人が登録しているというオンライン上の学校「schoo」である一定の条件を満たした人へ向けて登壇する先生を募集していました。
僕は条件を満たしていたので、これはチャンスと思うやいなやコンテンツも何も考えてないのに、とにかく応募したのです。
案の定通過していまい、トントンと登壇することが決定してしまったのです。
しかも生放送なのでひくにひけません。
ここまで強制的な環境に身を置いてはじめてコンテンツ制作をしないといけないと危機感を感じて本気でやりました。
その甲斐あってか授業前には注目度も非常に高く、ランキングで東大、法政大学の授業の後に僕の講義がランクイン。
結果的に、人生でベスト3に入るくらいものすごい良い体験をさせてもらいました。
後から振り返るとほんとにやって良かったなと。
あのとき短期的な視点に立っていたとしたら、緊張するしめんどくさいし絶対やらないとなってたんですが、とにかく強制的な環境に身を置く長期的な視点で考える事をしたので、それが今回の結果につながったのです。
学生時代にやっておいてほしいことでよくあげられるものに、留学、インターン、ボランティアなどありますが、それをしたほうがいいけどなかなか行動できないと思ったら、強制的な環境を作ってみてください。
チャンスがあれば、しのごの言わず応募しましょう。
強制的な環境があればそれを逃れる手段がないので、イヤでも行動せざるをえなくなります。
これに加えて長期的な視点に立つという意識もあればさらに良いですね。
これで行動をしないことによる後悔はなくなるはずです。
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