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YZF‐R1にグリップヒーターはダメなのか?のお話


今日は今更ながらスパルタYZF‐R1にグリップヒーターはいかがなものか?ってお話。
これから付けようかな?と悩んでる方がいたらぜひ参考程度に読んでいただけると幸いです。


ヤマハEUの純正グリップヒーター


自分が付けたのはヤマハEUの純正グリップヒーター。
27000円くらい。まぁ・・・高い。
でもグリップヒーターはやっぱ純正が安心。

R1【20】にグリップヒーターを付けて冬場のツーリングによく行ってましたが、メリットデメリットがかなりハッキリしていた印象です。

というか、メリットデメリットがハッキリしてるなら、これはもう良い悪いの話ではなく、自身に合うか合わないかの話になってしまうのでオススメ出来るかどうかもまた人によって違うという事になる。
この記事を読んでぜひ自身でジャッジしてみてください。


メリット


・てのひらは暖かい

言わずもがな、掌はしっかり暖かい。
グローブなども、甲が厚く、手のひら側が薄いやつ【クシタニとか】
だと更に相性がいい。

・冬以外にも使う

春の峠、早朝、秋の夜の高速道路、6~7月の北海道など、冬場以外でも活躍する場面が多く、大いに助けられた。
グリップヒーター=冬のイメージですが、意外とそんな事もなく、峠、標高が高い時、大雨に降られて冷えた時、使いどころは意外と多い


確実なデメリット


・グリップ部分がゴミすぎる。

ハンドルグリップの部分は尋常じゃないほど滑りやすい。
疲れた時、ダラダラ走りの際に、ついハンドルに体重をかける事があるのがリッターSS、そしてR1。
そんな時にこの薄く滑るハンドルだと余計疲れてしまう。
またグローブとの相性もあるが、「ズルっと」滑ってアクセル操作を間違える。それくらいにグリップ力が皆無だった。

また細く薄いため、徐々にグリップの部分が削れていく。
故に
冬場にグリップヒーター導入→次の冬のシーズンで摩耗して使い物にならず。
なんてことも十二分にありえる。

先ほど細いと言ったが、手が小さい自分ですら
【バイクグローブは全てSサイズ】
「細い!!」と感じるほどで、ぎゅっと強く握って走行する時は握りやすくていいのだが、通常のツーリングだと逆に細すぎて疲れてしまう。

そのため


こうゆうチューブみたいのを巻く必要がある。
これで丁度いいのだが、自分は設置に上手くいかず2回も買う羽目になった。
結局YSPでヒートガンでやってもらったのだが、それでも緩く滑ったので最終的には両面テープでくっつける事に。

ちなみにこれを巻いたらグリップヒーターは暖かさMAXにしないと効果が感じられない。

長々と書いたが単純に純正グリップヒーターのハンドルはゴミ。
そのため、手首などが非常に疲れやすい。

これは結構致命的な弱点だと思う。


悩ましいデメリット


バッテリー問題

R1のバッテリーは小さく、原付レベル。
故にグリップヒーターで結構持っていかれる。
冬場、乗るのが億劫になると、簡単にバッテリーが上がるR1だが、それを加速させてしまうため、気遣いが必要。


指先は寒い

先ほどメリットで「てのひら側」は暖かいと言ったが、指先は寒い。
手のひら側はグリップヒーターで、甲の部分はグローブでなんとか。
しかし指先はどうにもならない。
北茨城に行った時に、完全に指先の感覚がなくなったのをよく覚えている。

この日は恐らく22年の中で一番寒かった記憶がある。
東京ですら朝方は0℃。1~2時間かけて北上していったが、日が昇っても逆に気温は下がり-3℃。
4号のバイパスを時速60キロで走ったら、計算上は体感温度は約-20℃。
走行中は息をするのも辛く深呼吸はできなかった。

自分の答え


こんな記事を書いておきながら、自分の中でも答えはでていない。
【R1を売却したので、別に答えはでなくても問題ないが】

手首関係が疲れるR1だから、やはりハンドルグリップの部分は疲労軽減タイプの方が好ましい。
じゃあ冬はどうするか?

電熱グローブ


手のひら、甲、指先、全てがしっかり暖かい電熱グローブ。
ハンドル部分の摩耗を気にしなくてもいいし、R1のバッテリーを気にすることもない。
電熱グローブ自体は配線の関係上2~3年持てばいいほう。

冬は電熱グローブ一択!!と言いたいところだが、繊細なアクセルワークを必要とするR1と、分厚くハンドルグリップに引っ掛かりを感じやすい電熱グローブは相性的には最悪。

電熱グローブが馴染めばまぁ、そこそこいいのかもしれないが、卸立ての場合はかなり注意が必要。
特にリッターSSやミドルSSを乗ってるライダー達は、ほとんどの方が、
「グローブを選ぶ第一条件は操作性」だと思うので、電熱みたいに分厚いグローブに慣れてない、または苦手な人が多い気がする。


暖かい冬グローブ



クシタニ冬グローブ。
恐らくバイク用品の中で、電熱以外だとこれが一番!という声をよく聞く。
手のひら側は薄く作られており、操作性、そしてグリップヒーターとの相性は非常によい。

ちなみに自分が使ってたのは操作性重視のコチラ。


気温的には6℃くらいまでなら問題無し。
それより下の気温はインナーグローブが欲しい所。
0℃付近だとやはり指先がチクチク痛くなる。


ハンドルカバー


一瞬考えたが、かっこ悪い!!・・・以上に操作性が改悪になり、ハンドルの切れ角にも影響がでて事故の元なので却下。
【絶対に誰もやらないと思うけど、やっちゃだめなやつ】



まとめ


自身で答えをだしていないのに、記事にしたため、締めもグダグダな感じだが、致し方ない。
なのでもしこの記事を読んだ方で、違う「答え」や「提案」を持ってる方はぜひ教えてほしい。宜しくお願いします('ω')ノ

えっ?お前もうR1ないからいいじゃん!!って?

まぁそうなのだが、過去の問に答えがでてるかどうかは人生においてとても大事な事。

Z900RSをまだ納車してない内からこんな事を言うのもあれだが、いつかは必ず自分はSSに戻ると思ってる。
だからこそ出せる答えはだしておきたい。
そう思っているのです。

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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