見出し画像

新しいバイク決まりました。

今日は新しいバイクをどう決めたかのお話。
出し渋ってこの記事ではまだ発表はしません。
ですが、自分の事をよく知っていて性格を理解してる人なら分かってしまうでしょう。


まず始めに


自分がバイク選びで重視している事を順位をつけて簡単に羅列していこうと思います。


1位  見た目
リアタイヤの太さ・タンクの形・大きさ・ハンドル周りが評価ポイント。
エンジン回りはスカスカ系は苦手。びっしり詰まった系が好きなので自ずと4気筒になりがち。
フルカウルが一番好き。
今でもYZF-R1が一番好き。
ネイキッドならZ900RS
自分の中でこの2台巨頭は当分崩れそうにない。

2位  所有感
男は女と違い、時計や車、バイク、財布などは「物」ではなく、
身体の一部として認識すると言われています。
バイクもまたしかり。所有感を感じれば感じるほど大事にする傾向が強い自分としては外せない要因。
値段的な部分もあるが、希少性やデザイン性、カスタムでの個性など、所有感って何?と言われると難しいのですが、すんごく簡単に言えば
「鑑賞してるだけで幸せになる」が重要。

3位  性能・スペック
電化製品や車のスペックを見るのが好きな人は意外と多い。
バイクも様々な機能やスペックが「言葉と数値」で表されている。

もちろん自分もスペックを見るのが大好き。
だが最近、電子制御モリモリのリッターSSを2台乗った経験のせいか、
「ABSとトラコンあれば自分はOK」と感じたのもまた事実。
【上下クイックシフターはやっぱり欲しい笑】

自分は服装も家もバイクも毎年どんどんシンプルイズベスト
傾向が強くなっている。


面白い例を挙げると・・・
ここ1年で冷蔵庫と電子レンジと洗濯機を買い替えました。
いまや色んな多種多様な機能が電化製品には付いてますが、

冷蔵庫→しっかり冷えればいい。
電子レンジ→しっかり暖まればいい。
洗濯機→ちゃんと洗えればそれでいい。
全部に言える事→なるべく故障しないほうがいい。

そんな選び方だった。
無駄な機能は一切いらない。
ただただ求める機能が「完璧」であればそれでいい。
おかげで店員のハイモデル誘導に迷うことなく完全スタンダードモデルに落ち着けた笑

電化製品もバイクも色んな機能が付けばつくほど高性能にはなるものの、
故障リスクもあがります。

よく言われるのが【ダイキンのエアコン】

一番スタンダードなやつが一番安くて一番故障しないってのは有名な話。
自分が必要としない、必要と思わない機能は無くていい。

【YZF‐R1がフルモデルチェンジした2015年~17年あたりは電子制御のトラブルが本当に多かったとよく聞きます。サーキット場ではR1のエラーが多発していたのは有名な話。
そこから2回のマイナーチェンジがあり今の最終モデルが安定したと言われています。】


今の自分がけっこう大事にしているポイント【シンプルイズベスト】


と、ざっとこんな感じ。
でも一番大事なのはパッと見た時に好きか嫌いか大好きか。
これが一番重要。

じっくり見て「う~ん、嫌いじゃないな~」とかは結局絶対買わない傾向がある。



候補に入ったバイク達



ZX‐4R


10Rを降りたら次はこれだな~と前から思ってたバイク。
自分は別に4気筒信者ではないが、やはり4気筒の音にハマるとなかなか抜け出せない。
乗車姿勢も足つきも普通の25Rと然して変わらず車体も軽い。
リッターSSに疲れたおじさんにはもってこい。

見た目     :75点(タイヤの太さはギリ合格ライン、ダクトの位置はしっくりこない)
乗車姿勢 :普通。これで「きつい」と感じる人は本当にバーハンドルしか乗れない。それくらいになんちゃってセパハン。
足つき     :良き、問題無し。
値段        :許容範囲内だが400CCって考えると高すぎる
排気音     :申し分なし、マフラーも各社こぞって出してる部分も◎
カスタム  :やや少なめだがフルカウルって元から完成されてる部分があるのでしょうがない。
燃費          :10Rよりかなりマシ。R1乗ってた自分からすると大体のバイクの燃費は良く感じます。



レブル1100



YZF‐R1を降りた時からずっと候補にいるバイク。
約2年前に乗った時は◎だったのだが、10Rを降りた後に乗ったらなんかしっくり来なかった。
腰痛が悪化したせいなのかどうかは分からないが、乗車姿勢は【楽】ではなく、違和感しかなかった・・・。
やっぱバイクって経験で合う合わないが変化するんだな~と勉強になった。

見た目     :80点
乗車姿勢 :しっくりこなかった。腰痛・四十肩のせい?
足つき     :120点!!文句のつけようがない。
値段        :HONDAの企業努力の結晶!!コスパの鬼とはこのこと。
排気音     :意外と好き。でもマフラーを変えてもあんまり変わらないのは×
カスタム  :最大の不満点、カスタムする箇所なさすぎ。
燃費          :タンク容量の関係で航続距離は短め、
レギュラー&リッター20くらいなので経済的には◎


CBR650R



これまたR1を降りた時、Z900RSがいなくなった時に候補に挙がったバイク。
常に自分の中で気になり続けてる。
値段、足つき、乗車姿勢、スペック、見た目、全てが中庸であり、
弱点という弱点が見当たらない。
マイナーチェンジし続けついには最新のHonda E-Clutchも導入された。

しかしこのバイク、自分にとって一番の問題は納期と買う場所だった。
現在納車時期未定、自分が住んでる地域のホンドリも・・・
申し訳ないがお世辞にも【相性】が良いとは感じられなかった。
購入するなら静岡か長野、東京に行く必要あり。めんどくせ~~('ω')

見た目     :80点
乗車姿勢 :問題無し。ZX‐4Rよりは前傾だが、自分が乗ってたハンドル交換の10Rよりは近く楽に感じる。ハンドルは低いと同じくらい【近いかどうか】も大事。
足つき     :80点!!ツーリング仕様にするならローダウンはしたい。
値段        :さすがHONDA!!
排気音     :排気音はOK!マフラーはすぐさまカスタムしたい。
カスタム  :レブル1100と同じですでに完成されてる車体、少な目。
燃費          :SS4気筒の中では優秀


Z650RS


以前代車として1ヵ月、1200kmほど乗った。
本当に乗りやすく足つきも良き。
乗車姿勢も楽。
レギュラーガソリンで燃費も良いがタンク容量が少ないのがキズ。
とにかく低速トルクが厚すぎて適当なクラッチ操作でもエンストしない。
実は10Rを降りた後の候補バイクの一つとしてずっと考えていました。

見た目     :70点(400CCに見えるほどのコンパクト感で所有感は×)
乗車姿勢 :完璧(自分的にハンドル、シートなどどこも弄る必要性を感じなかった)
足つき     :95点(問題無し、900RSとシート高は同じだが車体がスリムかつ、シートも細めなので900RSより1~2センチ足つきはよく感じる)
値段        :◎
排気音     :二気筒だけど嫌いじゃない、心地よい「ポポポポ」が何気に沼る。
カスタム  :Z900RSと比べると雲泥の差だが無い訳じゃない。
燃費          :タンク容量の関係で航続距離はかなり短めで10Rとあまり変わらない。だがレギュラーガソリン&リッター20くらいなので悪くはない。


ニンジャ650


最初は候補に入ってなかったのですが、いざ着座してみると
完璧なまでのしっくり感。

このポジションは自分専用に作られたのか?そう思うくらいに完璧だった。
マフラーの形は気にいらないが、それ以外は及第点。
リアタイヤもちと細いが、全てにおいて「悪くない」と感じさせてくれた。

全く眼中になかった1台なのだが、実はこの車種が最後の最後まで候補に残った。
すなわち次に乗るバイクとどっちにするか結構悩ませてくれた。

見た目     :80点 リアタイヤ・タンクの大きさ、スクリーンの形で-20点。
乗車姿勢 :完璧。身長170cmの自分にベストマッチ。車体も軽く肩肘張らずに乗れる、なんというか250CCフルカウルの完全延長上にいる車種で本当にとっつきやすさを感じる。

足つき     :95点 シートの横幅も狭く、シートも柔らかい。
セパハンだがアップスタイルなので立ちごけはかなりしづらいだろう。
腰にも良い。

値段        :◎
排気音     :カスタムでどうにかしたい部分。
カスタム  :唯一の大きなマイナス点。カスタムパーツが無い。
燃費          :90点。10Rと比べるとタンク容量は2L減ったがそれでも航続距離はかなり伸びている。


決めたバイク


ここでは発表しないがなんでそのバイクになったの?
と思う方もいるだろう。
なので先に決め手を話しておこうと思う。

・弱点という弱点が無い


弱点が無いというと嘘になるが、大きな短所が無いは事実。

・4気筒だけどタンク容量の関係で300km走れます。
・足つきは良くはないけど悪過ぎでもないし、カスタムでどうにでもなります。
・ライディングポジションも適合ハンドルが色々あるのでどうにでもなります。

・タイヤのサイズは180→190に変更可能です【地味に評価が高いポイント】
・カスタムパーツは候補のバイクと比べると圧倒的に豊富です。
・スポーツもツーリングも両方こなせます。
・素人が見ても【良い】バイクと分かるデザイン性。

こんな感じだろうか?
これ以上書くと恐らく勘の良い方は分かるので辞めておく。

自分はよくバイクを女性に例えるのだが、やっぱり長く付き合える子って
相性が一番大事。
だけどもそれと同じくらい
「大きな長所よりも中小の短所がない、または少ない」が大切。

だとつくづく思ってる。このバイクはそれを体現している。


最後に


人と人との縁は不思議である。
数年ぶりに再会したり、ずっと仲良しだと思ってたら簡単に別れがきたり。

バイクもそんな風に感じる事がある。
R1を10万キロ乗ったら売るぞ~!と思ってた2年前。
ZX‐10RはR1より長く乗りたいな~と思ってわずか8ヵ月【事実上6ヵ月】で降りたり。

人生は何が起こるか分からない。
でも変えたいと思って行動した事は、望んだ結果になるかどうかはさておき、必ず変わる。必ず変革が起こる。
すなわち行動しなければ何も変わらない。
淀み腐っていくだけなのだ。

そんなことを日々考えさせられたこの8カ月間。
新たなバイク旅が始まろうとしている。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?