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合氣道に学ぶ楽な走り方

【合氣道に学ぶ楽な走りかた】
合氣道という日本発祥の武術があります。

合氣道には「天地の氣に合する道」という意味が込められています。

氣を合わす。
これが合氣道ということでしょう。

以前、寺子屋道場でも、
意識と筋肉の話をしました。

良いことを考えているときの筋肉が発揮する力と、
嫌なことを考えているときの力とでは、
明らかな違いがありましたね。

また「氣」と「気」によっても、
身体の力の入り具合が変わり、
さらに、
それがつながっている人に伝わってしまうという、
なんとも不思議な現象がありました。

これは量子力学と電気で説明がつくので、
実は不思議でもなんでもないんです。

欧米ではキネシオロジーという医療として認められていて、
ランナーが使うテーピングテープにも、
「キネシオロジーテープ」があります。

量子力学自体はまだまだ研究段階でありますけどね。

植芝盛平が興した合氣道も、
相手と氣というものを合わすことによって、
「小よく大を制する」として、
単純な力に頼らない武術を見事に体現していました。

達人の域までにはいかないにしても、
我々でもこの術を使うことは可能です。
合氣道の門徒にならなくてもできる方法があって、
それはまた寺子屋道場でお伝えしますね。

この氣とはなんなのか?
それが今、量子力学で解き明かされようとしていることで、
我々のエネルギーが一体どういったものなのかが、
よくわかるかと思います。

合氣道は自分の力をほとんど使わずに、
相手の筋肉=相手の力を利用して、
倒します。

私はこれは走る時と似ていると思いました。

自分の力を使わずに、
地面から得られたパワーを利用して走る。

武井壮が100mをどうやって速く走ればいいのか?という、
質問に答えていたときに、
ボーリングの球を叩くことを例えに説明していました。

止まっているボーリングの球を、
勢いよく叩いても、
「ぱちーん」という、大きな音がなるだけで、
ボーリングの球は動いてくれません。

逆に、
手を添わせて、優しく押してあげれば、
ボーリングの球は勢いよく転がってくれます。

同じように、
地面をどれだけ強く蹴っても、
その力というものは、
推進力に変わってくれはしません。

合わせることが大切なんですね。

そして、さらに言えば、その相手の力を利用する。

走る時の相手は地面ですから、
地面=地球の力を利用するということですね。

植芝盛平曰く、
合氣とは、敵と闘い、敵を破る術ではない。
世界を和合させ、人類を一家たらしめる道である。
合氣道の極意は、己を宇宙の働きと調和させ、
己を宇宙そのものと一致させることにある。
合氣道の極意を会得した者は、
宇宙がその腹中にあり、
「我は即ち宇宙」なのである。
私はそのことを、武を通じて悟った。

それでどうすればいいのか?というと、
まずは肩の力、上半身の力を抜いてしまい、
丹田に氣力を集中させ、
指先に力を籠めるそうです。

力を入れるのでなく、
力を抜くことで、
もっと大きな力を利用して走ることができる。

具体的にわかっていただくために、
次回の寺子屋道場で皆さんと力を合わせることを実践してみますね。

それではまた。

【7月のセッション&ランニングイベント】
7月14日 寺子屋道場
7月14日 オカルト夜話会(19時~)
7月15日 ランニングスクール(変則インターバル走)
7月20日 内海式根本治療勉強会(19時~)
7月21日 伊吹山スローハイク(小学生でもご参加OKです)
7月22日 桃尾の滝ラン
7月29日 高見山登山&秘密の縦走路をトレイルラン&川遊びと温泉

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