量子技術の取組を紹介するクールなCMができました
とてもクールなCMができました。
Prime Minister's Office of JapanというYouTubeチャンネルで公開されています。
超伝導量子コンピュータの迫力ある映像が素敵です!
ちょうど量子コンピュータの内部のキラキラ部分が見えるタイミングでの撮影だったようですね。
この動画、米国のCNNでCMとして流すということで、産業界・アカデミアを代表するお二人が出演しています。
産業界からは、
島田太郎 量子技術による新産業創出協議会(Q-STAR) 代表理事(東芝 社長)
にご出演いただきました。
Q-STARというのは、産業界のコンソーシアムで、2021年9月に設立、2022年5月に一般社団法人化しました。
2023年2月現在、約60社ほどの企業が参画しており、量子技術のユースケース探索の議論や政策提言、国際連携を中心に活動しています。
特に国際連携にはとても力を入れており、2月1日には、米欧加の産業団体とともに、国際協議会発足に向けた覚書に署名しています。
サプライチェーン構築、市場開放、人材交流などの国際連携に取り組むようです。期待です。
続いて、後半には、アカデミアから、
中村泰信 理化学研究所 量子コンピュータ研究センター長
にご出演いただいています。
理化学研究所は、超伝導方式の量子コンピュータ開発ををはじめ、バラエティ豊かな量子研究に取り組んでいます。
また、国内10個の「量子技術イノベーション拠点」を束ねるヘッドクォーターを担っています。
中村センター長は、超伝導を使った量子ビット開発の第一人者で、国産量子コンピュータ初号機の開発リーダーでもあります。
最後に動画でも触れられているとおり、今年は国産量子コンピュータ初号機の整備・公開・運用が開始されます。
楽しみです!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?