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なぜ経済学者でも投資は難しいのか?

こんにちはRYOYAです❗️

今回も前回に続き”投資”について発信していきたいと思います。

今回はなぜ投資は難しいのか?というテーマですが、投資が難しいことはもはや常識です。
そんな投資ですが、実は経済学者も必ず利益を得れる訳ではありません。

Q.ではなぜ経済学者やエコノミストでも大敗を喫することがあるのか?

投資は未来予測をするものであり、マーケットは既に事象を織り込み済みだからです。

まず投資は未来を予測するものという意味に関しては、投資家は常に未来予測をしていますが、経済学者はあくまでも過去の経済的な側面から統計を取り分析をするからです。

というのも経済学者は過去に対しての研究を行っていますが、投資家は未来の予測研究をしているという差です。

経済界の巨人であるジョン・メイナード・ケインズやジョセフ・シュンペーターでさえも投資で大敗を喫しています。

では「経済学は投資に全く役立たないのか?」というとそういう訳ではありません。投資において経済学の土台は必須です。

しかし、ファンダメンタルズの要因のみから予測を立てることは如何なものかということです。

事実、私が過去に経験してきた中で経済指標などのチャート外からのみ分析して値幅を取れたことはわずかです。

もちろん、公開されている事前予測と結果の乖離から推測したチャートの動きを一時的にすることはあります。ただ、一時的です。

下の画像を見てください。

※「ランダムウォーク&行動ファイナンス理論のすべて」参照

一致指数が景気でTOPIXがTOPIX株価指数です。

図から分かる通り株価と景気は同じように推移しません。

ですからニュースを見て「景気が上がっているから株を買おう、悪いニュースがあったから売ろう」はかなりナンセンスです。
相場は既に事象を折り込み済みです。

ですから必然的に

経済アナリストが言っていることを鵜呑みにして売買を行ってはいけません。

相場にとってそれは既に過去の事です。
金融政策などの経済指標に関しても同様のことが言えると考えます。

よくある事なのですが、金利を下げると日銀が発表する前に株価が上がり、実際に金利を下げると発表された当日に株価が暴落するなどがありますが、これは株価は期待値を盛り込むことやリスクを回避する性質が有るからです。

これも投資家が金利が下がりそうという推測から前々から既に買っていたことが理由です。
そして当日には買われ過ぎまで推移しており下落という形です。

これらから分かる通りニュースやアナリストの言ったままに取引すると撃沈することは一目瞭然です。

《まとめ》

経済学者でも投資が難しい理由

株価は瞬時に事象を盛り込み、期待値でも変動するので経済学的な観点からは推測が難しいから。

《改善策》

ではどう対処すればいいのか?

→「相場のことは相場に聞け」のとおり、相場分析をする必要があります。
いわゆるテクニカル分析による予測の方が確率的に外しづらいと言えます。

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