見出し画像

あなたの善意は本当に痛みを分かってあげてますか?


あなたが良かれと思った善意が

その人を逆に傷つけているかもしれません。

例えば、何かの病気にかかっている人

もしくは何かで悩んでいる人に良かれと思った善意の一言が

言わなくても良い時があると思います。


人の痛みを本当に分かってあげられるのは、

同じ痛みを味わっている人にしか分かりません。

例をあげるとすれば、僕自身小さい頃から苦しんできた

アトピー性皮膚炎という病気があります。

今はだいぶ治ってきて見た目は他の人と変わりませんが

高校生ぐらいまでは体の間接の汗がたまる場所や顔、手など

皮膚が乾燥して、時には割れるほど痛々しく荒れていました。

周りからは「大丈夫?」とか「大変だね」など

本人は善意の気持ちで言ってくれたんだとは分かっていますが

逆に指摘されると恥ずかしい気持ちになります。

一番に言われたくないことは

「かくから、そんなに荒れるんだよ。」

そんなの痛いほど分かっています。

でも、そんなの我慢できる次元じゃないのです。


アトピーに限らず、他の病気も同じことです。

何も言わず、他の人と変わりないように

そっとしてあげることも善意だと思います。

もしくは分からないように間接的に助けてあげること

それが自分には無い、その人の痛みに寄り添うことが

できるのではないでしょうか。


逆に善意ではなく悪意の気持ちで罵声を浴びせてしまったり

心の中で思ってしまう人は自分にはその痛みが分からないから。

それはしょうがないことです。

でも、ほんの少しだけ相手に本当の意味で

気遣ってあげることができれば...。


もしかしたら、僕が書いたことを感じてない人も

いるかもしれませんが、

僕が出会ってきた人の中ではたくさんいました。


人の痛みを本当に分かってあげられるのは、

同じ痛みを味わっている人にしか分かりません。

この文章を見て少しでも感じたものがあれば幸いです。

最後まで読んで頂いた方、ありがとうございました。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?