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経験の差だけは、埋める術なし

突然ですが、
「名言集」といっても過言ではない
漫画『スラムダンク』で、

僕が一番好きな台詞は、
天才的な運動神経で数々のピンチを
乗り越えていく主人公・桜木花道に向けて、
神奈川No.1プレイヤー牧紳一の台詞です。

「ふつうディフェンスは相手の動きを予測するものだ 。それは動物的カンでも何でもなく……経験だ」

このスポーツ世界に入ってみると
(たぶん、どの世界でも)、
もう、これに尽きるんですね。

本人の“やりきる力”

みたいなものが必要になってくるので、
上手くいかないこともありますが、

僕は「これをやったら失敗するよ」
というアドバイスはほぼ当たります。

「時速300キロでカーブを曲がると、コースアウトしちゃうよ」
といった至極当たり前のアドバイスですが、素人はコースアウトの経験をしていないので、

「それでも挑戦したい!」
という勇者スイッチが入り、
周りを巻き込んだ事故を起こします。

一人で死ぬのなら好きにすればいいですが、周りを巻き込む事故となると、
それは「挑戦」とは呼ばず、
ただの「無責任」「無謀」です。

牧さんが言うように、
『予測』というのは動物的カンではなくて、
経験の積み重ねです。

ただ、気をつけなければいけないのは、
この経験の積み重ねによる『予測』には

必ず“旬”があって、
大きな成功体験をいつまでも引きずっている人の『予測』は見事に腐ってしまって、
まるで当たりません。

だって、秋が旬な食べものを春に食べたら…
今、流行るギャグも
来年も同じパターンでやっていたら…
だからこそ!

常に学び、アウトプットし続け、
その「予測」の精度を
毎回アップデートしていく必要があります。

それが、また経験となるのだから(^^)