新型コロナで不況。コミュ障はどう就活を乗り切るか?

こんにちは。連日、新型コロナウイルスの話題が世間を賑わせておりますが、新聞はコロナの影響で業績が悪化する企業の名を次々に明らかにしていきます。

ANAやJALといった航空業界は、軒並み業績を悪化させ、コロナの影響により倒産する会社は100件を超えてきました。また、中小小売り会社は軒並み経営が悪化。

緊急事態宣言がゴールデンウィーク明け後、5月下旬まで延期した場合のGDP累計損失は45兆円になるという試算も出ています。

アベノミクスによる好景気に浮かれていた2012年から2019年初頭。消費税が10%に引き上げられても、オリンピック景気により2021年頃までは好景気は続くはずでした。

しかし、新型コロナウイルスの蔓延により事態はいっぺん。

今後は、今までの売り手市場から買い手市場に変わっていくことが予想されます。

そのときに困るのが我々コミュ障です。

売り手市場の時には、なんとか採用してくれる会社があったのかもしれませんが、買い手市場になると事態はいっぺん。コミュ障は超就活弱者になってしまうことが予想されます。

そんなコロナ不況下におけるコミュ障の生存戦略を書き綴っていきたいと思います。

①大学院進学

理系の場合、大学院に進学するのは一般的ですが、文系の場合、大学院に進学するのはごくまれなケースしかありませんでした。

法学部の場合、法科大学院に進学。他学部の場合、教育系の大学院や文学部系の大学院に進学するのでしょうか。

この大学院進学は、コロナによる大不況下においては現実的な進路として我々の前に現れてきます。

法科大学院は、単位認定も難しく、本当に法曹になりたいと思う人だけが進む進路ですが、他の大学院は入学試験もそこまで難しくなく、学費も安く抑えられているため、コロナ不況を避けて大学院に進学するのも悪くない選択肢ではないでしょうか。

②資格取得

一般的に、不況になると資格取得を目指す人が増えるという話をききます。

代表的な資格として、法曹資格や司法書士資格、社労士資格などが挙げられます。

しかし、独占業務が認められている資格を取得することは非常に難しく、合格までに膨大な時間をかける必要があり、また合格する可能性も非常に低いです。

この進路を選択するのは、コロナ不況が始まる大学一年生の頃から目指している人でないと、現実的な進路であるとはいえないでしょう。

③田舎で農業

この選択肢は結構現実的かもしれません。

現在、農業に従事する人の高齢化が進んでおり、跡継ぎがいないために耕作放棄地も年々増えているという話を聞きます。

そんな中、若い人が跡継ぎになってくれたら、とても喜ばれるでしょう。

また、不況になったとしても、基本的に人が一日に食べる量は変化しないのであり、景気変動により所得が減少することはあまりないのかもしれません。

農業により得られる所得は少ないかもしれませんが、インターネットを活用したPRや、六次産業化によって、工夫次第では収入をうなぎ登りに向上させることができるかもしれません。

④自分のビジネスをつくる

コミュ障は、会社組織になじむことが難しいかもしれません。多くの人とコミュニケーションを取らなくてはならないので。

そこで、インターネットを活用して、自分一人でもできるビジネスを作り上げるのはどうでしょうか。

「金持ち父さん、貧乏父さん」で語られるように、自分のビジネスを持たなければ、一生懸命に働いたとしてもそれによって得られる利益は株主に配当され、従業員にはごく一部しか回されません。

それならば、会社勤めするよりは、自分のビジネスを立ち上げる方が良いのではないでしょうか。

具体的には、「自分の商品を作って売る」こと。

SNSを活用して人を集客して、ブログやnoteを活用して自分の商品を売る。

それによって、会社ではなく、自分のために働いてお金を手に入れることができるのです。

会社勤めが向いていないコミュ障向きの進路の一つではないでしょうか。

⑤普通に就職する

この道が一番妥当な道かもしれません。

いくらコミュ障とはいえ、仕事は腐るほどありますから仕事を選ばなければ就職先は見つかるかもしれません。

また、ある程度の学歴があるならば、地元の有力な会社に就職することは可能なのかもしれません。

大学受験で頑張れたのならば、就職試験でも頑張れるはずです。

以上より、新型コロナ不況下におけるコミュ障の進路を挙げていきました。

私はまだ就活は未経験で、道はまだまだたくさん広がっていると思いますが、思いつく進路をいくつか挙げさせていただきました。

世界大恐慌並みの不況がこれから来ると言われていますが、諦めない限り道は開けるはずです。

私自身、日々努力を重ねていき、後悔しない就職をしたいと思います。