scp紹介第14回scp-2295

皆さんこんにちは
今回はこちら


scp-2295【パッチワークのハートがあるクマ】

オブジェクトクラス:Safe


こいつの異常性は臓器に損傷を抱えている人が近くにいると起きる。

そうなるとこのクマは動きだすのだが、口から裁縫道具やら布やらを取り出して、その場でチクチク裁縫を始める(かわいい)

そして、問題のある臓器をパッチワークで作り出すのだ(かわいい)

動き出すティディベアってだけでも異常性の塊なのだが、それだけでは無い。



完成した臓器は損傷している臓器と置き換わるのだ(パッチワークなのに)

ちなみに正常に機能している(パッチワークなのに)

拒絶反応も出ない(パッチワークなのに)


実験ログを見ても、肺・動脈硬化・火傷を負った皮膚をパッチワークで治療している。

なんとこいつは正真正銘のSafeオブジェクトなのである。



しかし、何でもは治せない



実験ログでは残念ながら脳出血の患者さんは治せなかったようだ。

この際パッチワークでチョコレートをつくり、足首にすがりついて生理食塩水を目から流していたとの事だ(めっちゃいい子)


ちなみにこいつは大破した配送者から見つかっているのだが、そこには手紙が添えられていた。

名前もカイロスくんという名前があるらしい。

手紙の内容はこちら





トミーへ

全ての傷を癒す事が出来るのは、時間だけだから

愛をこめて
おばあちゃんより





おそらく、この子は時間経過で治せるものしか治せないのだろう。
脳出血は時間が経つほど危ないですしね。

それにしてもこんな純粋なSafeクラスは珍しい


次回もクマのSafeクラスを紹介致しましょう。

CC BY-SA 3.0に基づく表示

SCP-2295 - The Bear with a Heart of Patchwork
by K Mota
http://www.scp-wiki.net/scp-2295
http://ja.scp-wiki.net/scp-2295