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軽自動車耐久レース@草レースに参戦してみた件

こんにちは。こんばんは。おはよう御座います。
レーシングドライバーの澤井良太朗です。

某日
茂原ツインサーキットにて行われた軽自動車の耐久レースに参戦しました!

自動車免許証を取得した頃から目指していたカテゴリーで、実は1番出てみたかったレースでした笑

草レースとは言え、勝負は勝負。
やるからには勝ちに行きたいので、2020年スーパーFJ筑波シリーズチャンピオンの伊藤選手を助っ人に呼び、ほぼJAF戦に参戦経験のあるドライバーで固めて臨みました。
ドライバーは盤石。

しかし、ここで草レースあるある
何かと言うと、

今回のレースは、クラスが二つに分けられていました。

Eクラス
Sクラス


の二つがあり、速い車はSクラス、ノーマルに近くて遅い車両はEクラスになる。はずでした。
ちなみに、私が参戦したのはSクラス

予選という名称のものはなく、練習走行のタイムが、グリッドになるという感じ。

ここでグリッドを見ていると、流石に1位、2位はSクラスでしたが、その下にはちょこちょこEクラスの車両が並ぶという珍事ww

スーパーGTでいうと、GT500の中にGT300の車両が紛れ込んでいる状態です笑笑

一般的には、上位にSクラスの車両が並んで、その下にEクラスのマシンが並ぶ感じになります。

私達は予選でトップに約5秒差をつけられて、下位に沈みます。クラス内でも下から数えた方が早い順位でしたね笑

ここでわかった事は二つ。

1.普通にやっても勝てない
2.生き残ればなんとかなる

まぁそうでしょうね。笑

このレースのルールは、4回のドライバー交代とその際に1分間ピットで停車すること。

私達の車は他のマシンと比べると速さに欠けていた事と、前方の車両がとても多かったので、
クリアラップでタイムを稼ぎまくる事と、トラフィックになる事でトップのマシンに蓋をすること

どうやったら、できると思いますか?
答えは簡単

1周でピットに入る事です。
私達は、スタート1周目にピットインし、初めのピットストップを終わらせて、誰もいない場所で走り続ける事を可能にしました。

また、次第に追いついてくる車両は、トップ集団
大袈裟なブロックはしませんが、相手も抜くことに戸惑いますよね

作戦大成功です。

二つ目
最後まで生き残ることができました。
草レースなので、色々な方が参加していますので、事故もあるあるですww

私達は強かに隙を伺っていました。

練習走行から感じていたことは、ほとんどの車両が、突っ込みで抜こうとしてくること。

この行為は、なかなかに危ないです。
後ろに気付いていない人も沢山いて、突っ込みで抜こうと思うと、どうしても相手の内側に車両を突っ込んでいくので、その際、気付かずに内側に来られる可能性がすごーーーーく高いです。

この感じだと、絶対に事故は起きると確信してましたね。

実際に事故は何度か起きまして、危険な車両も練習走行中に確認しておきました。

私が走行中、前方のマシンがクラッシュしたため、一つ順位を上げることができました。

そのまま生き残り、エースの伊藤選手にバトンタッチ。

あとは、ガソリンが少なくなった軽い車両で全開アタック。
さらに事故が起きたため、予定より早く終了。

今回は、他の車両と絡まないように生き残ろう作戦で、クラス違いの車両達に対して一矢報えた内容でした。

できれば、めちゃくちゃ速い車で圧倒したいところですが、年密に作戦を練るのもめちゃくちゃ楽しいですね

これも、耐久レースの面白さですね!

レースに出るために必要なのは、運転免許証のみで、ややこしいルールなども無く、参加費用も安価ですみます!

レースしてみたいけど、どうしたらいいかわからない方や、敷居が高いと思っている方、一度軽自動車の耐久レースを見に行ってみて下さい

皆さん、凄く良い雰囲気で活動していますよ!

あ、ちなみに結果は

3位入賞

でした笑

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