有馬記念、ホープフルS、阪神Cの予想

お知らせ

まだ準備中ではあるのですが、現在オンラインサロンの開設を進めています。
皆さんと一緒に競馬を楽しめる場を作っていきたいなと考えていますので、また本公開の際にはぜひご検討いただけましたら幸いです。

今月の勝SPA!さんの原稿はTAROさん、鈴木ショータさんと共に有馬記念の解説をお届けしています。
三者三様の予想で参考になると思いますのでよければぜびご覧ください。

また、引き続きダート耐久値も競馬王チャンネルで公開していただいております。
ここまでなんと推奨馬の成績は【3-3-1-1】。
ぜひ参考にしてみてください。

土曜日のギア指数

ダウンロード方法はこちら

日曜日のギア指数

ダウンロード方法はこちら

有馬記念の予想

画像3

有馬記念のギアは3速。
中山競馬場の内回りで行われる当レースは道中のペースが緩みやすい長距離レースではありますが、道中のタイムを3ハロンに換算した平均値が36.6秒で、上がり3ハロンの平均値が36.4秒とほぼイーブン。
そのため直線に入りギアが上がらないレースになります。

3速指数1位はクロノジェネシス
同馬はやはり今年の宝塚記念が秀逸で、稍重馬場でレースの道中3ハロン換算タイムが36.5秒と速いペースを4コーナーで1番手まで押し上げてそのまま1秒差の完勝。
それ以前も秋華賞などギアの上がらないレースで強さを見せていました。
それでいてギア勝負の前走天皇賞(秋)でもアーモンドアイと差のない3着。
トップスピードも非凡で隙がありません。
戦歴にも表れているように非常に安定感があり、これこそ名馬。
今回は得意な3速レースのコースですから順当に勝ち負けが濃厚でしょう。

相手も3速指数2位のラッキーライラックに絞ります。
世間的には同馬はトップスピードに秀でたタイプと見られていますが、確かに4速や5速ならクロノジェネシスよりも上。
というより現役でもトップクラスの数値です。
ただ、同馬がそのような資質を見せたのは2019年のエリザベス女王杯からで、それまではハイペースのレースで粘りこむタイプでした。
スピードは才能で早い時期に見せるのが大体のパターン。
そういった点で同馬は少し異なります。
父オルフェーヴル産駒といえば晩成傾向がありますし、ちょうどこの時期に馬体重も増えています。
つまりスタミナ型が成長して覚醒し、スピードを身に着けたというパターンではないかと考えています。
宝塚記念は稍重馬場が影響した(過去に稍重の府中牝馬でも敗戦)と考えており、3速レースでも良馬場ならこなせると予想します。
スタミナは才能ではなく経験。
今回が引退レースですが、これまで中山記念でウインブライトと接戦を演じたりヴィクトリアマイルでノームコアらに善戦したりと厳しいレースを経験したことが最後に活きる、そんなレースを期待します。

馬券的にもここは2頭が中心。
以下は指数的にも差がないので△までは同等の評価でと考えています。

ホープフルSの予想

画像1

ホープフルSのギアは3速。
小回りコースの中山競馬場で行われる当レースはペースが緩みがちな2歳重賞とはいえさすがはGⅠといった展開になりやすく、道中を3ハロン換算した平均ラップは36.4秒。
上がり3ハロンの平均ラップは36.4秒としています。

3速指数1位はオーソクレース
同馬はこれまでエンジンブレーキの強いレースでバテないスタミナを示したわけではないのですが、新馬戦で見せたトップスピードの高さがそれを補う非常に素晴らしいものでした。
ラスト1ハロンで自身が記録したタイムは10.6秒ほど。
3歳最上位のスピード能力を有しており、この才能は3速でも通用。

また、2位ダノンザキッドはスタミナ戦も結果を出しており3速指数ならオーソクレースと差のない位置まで達しています。
中心はこの2頭で、さらに3位ランドオブリバティと人気上位が強そう。

阪神Cの予想

画像2

阪神Cのギアは2速。
1400mの短距離戦で直線の短い阪神競馬場の内回りコース。
レースの道中3ハロン換算の平均タイムは34.2秒で、上がり3ハロンの平均タイムは34.8秒と上がりが掛かる展開がデフォルト。
直線に入りエンジンブレーキが強くなるレースとなり、各馬止まる失速ラップの中でいかにバテずに走り切れるか?というスタミナが問われます。

2速指数1位はインディチャンプ
本質的には直線でギアが入るレースで強いタイプで、例えばマイルGⅠの2戦を見ても安田記念よりマイルCSの方がパフォーマンスが上。
この2レースは安田記念が3速、マイルCSが4速と特徴があり、後者の方が直線に入りギアが上がるレースになる傾向があります。
そのため適性的にはベストというわけではありませんが、それでも安田記念でも好走できるようにスタミナもGⅠ級。
GⅡメンバーに入れば抜けており、やはり中心視が妥当でしょう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?