毎日王冠、京都大賞典、サウジアラビアRCの予想

はじめに

安井です。
今週はウマニティさんのYouTube動画に出演させていただきました。

結構叩かれてるのですが(苦笑)、よければご覧ください。
反省すべきところは反省して、今後に活かしていきたい所存です。

また、先週はシリウスSが指数上位で決着。
的中報告もいただけました。
改めまして、ありがとうございます。
支えてくださっている方にはいつも感謝です。

毎日王冠

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毎日王冠が「5速」が問われるレース質。
少頭数という事と直線の長い競馬場という事で、例年スローの上がり勝負となりやすい傾向があります。
今年は馬場悪化が懸念されますが、当日の朝で重まで回復。
この後も降雨はない天気予報なら東京競馬場の水捌けの良さを考えても稍重くらいには回復しそうです。
今年も直線に入って加速が入り、トップギアの速度が問われるレースとなるでしょう。

サリオスは新馬戦では個別ラップでラスト1ハロンに10.4秒を記録。
トップギアに入った際の速度は素晴らしいものを持っています。
また、今回は古馬戦という事で斤量も軽く、加速力勝負になれば斤量差は有利になるでしょう。

カデナ、サンレイポケットは前走新潟記念で速い上がりを記録しています。
引き続きトップギアを問われるレースへの出走という事で、前走好走した2頭の評価は引き続き高め。

京都大賞典

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京都大賞典も「5速」になるレース質を持っています。
やはり直線が長いコースで距離も2400mと長く、道中はレースが動かないことが最大の要因でしょう。
GⅠを見据えたGⅡ戦という事で各馬無理もしないので、スローの直線に入ってギアチェンジの大きなレースになります。
当日の馬場で稍重まで回復というのも傾向のブレが少なくなりそうです。

キングオブコージが5速指数1位。
2走前の湾岸Sではラスト3ハロン33.7秒、個別ラップで最速11.0秒を記録していました。
しかも直線では抜け出して抑える余裕。
トップギアに入る5速レースで決め手が活きると見ます。
加速が問われる5速レースでは上がり性能が最も重要。

パフォーマプロミスは5走前のアルゼンチン共和国杯でラスト3ハロン32.6秒を記録。
馬場差などを考慮すればキングオブコージの方が上となりますが、数値が示す通りこちらも上がり性能が優秀です。
スローのトップギア比べの展開でこそのタイプ。

ミスマンマミーアは近走のマーメイドS、函館記念がともに3速。
ギアが上がり切らないレースのもので、適性が合っていませんでした。
今回は斤量も軽く相対的にメンバー内でも上位のスピード能力。
前走は直線で進路取りに戸惑う不利もあり、力を発揮できる条件で狙ってみたい一頭です。

サウジアラビアRC

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サウジアラビアRCは過去の傾向から道中はスロー。
そして、直線に入って一気にギアが入る「5速」のレースになる傾向があります。
これは例年少頭数の2歳戦という事で、折り合い重視になるためです。
直線も長いので、まず間違いなく大きな加速が入るレースになります。
今年は不良馬場での開催となりますが、馬場が悪くても直線で加速が発生するレースになることは避けられないでしょう。
馬場の分、上がりが掛かるとしても「4速」くらいで留まると思います。
直線における加速が必須のレースなら、上がり性能だけで勝敗が決します。

5速指数1位はジャンカズマ
2走前の未勝利戦はラスト3ハロン35.0秒は基準よりも速い時計。
しかもラスト1ハロンでは完全に抜け出してゴール前は抑える余裕も見せていました。
時計以上の評価を与えていいでしょう。
直線が延びる東京競馬場でギアが上がるレースになれば速い上がりを記録できます。

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