阪神ジュベナイルフィリーズ、カペラS、中日新聞杯の予想
お知らせ
今週発売となりました競馬王。
わたくし安井涼太もダート競馬のおさらいという内容で記事を書かせていただきました。
これからの時期にピッタリの内容となっております。
お手に取っていただけましたら幸いです。
また、こちらに伴い、競馬王チャンネルさんで「ダート耐久値から導き出す激走馬候補」を公開させていただいております。
こちらもよろしければご覧いただけましたら幸いです。
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日曜日のギア指数
12/13 9:38 修正版アップ
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阪神ジュベナイルフィリーズ
阪神ジュベナイルフィリーズのギアは3速。
直線の長い阪神競馬場の外回りコースですが、この時期の2歳GⅠはまだ適性も見えていない馬の出走も多く、後のスプリンターからマイラー、さらにそれ以上の距離で活躍する馬も出てくるレースです。
特に2歳時期はマイル以下のレースも多いので、ここから出てくる馬が厳しいラップを作るというのが例年の傾向。
直線は大きな加速は発生せず、エンジンブレーキの強いレースになります。
過去の好走馬を見てもメジャーエンブレムやレシステンシアのように、翌年のチューリップ賞や桜花賞でキレ負けする馬でもここでは強い競馬を見せるのが特徴と言ってもいいでしょう。
3速指数1位はポールネイロン。
新馬戦は道中を3ハロン換算34.9秒で逃げて上がり最速の35.0秒を記録。
レースラップが自身が逃げて刻んだラップとなり、ラスト2ハロン目には11.3秒とまずまずのトップスピードも見せています。
前述の通り厳しいラップになりやすくメジャーエンブレムやレシステンシアのようなタイプが好走するのが当レースの特徴。
スピードの高さとエンジンブレーキの強いレースでバテない強さを兼ね備えた必要があり、その点では同馬に分があると予想します。
相手はやはりメイケイエールとソダシ。
前者はトップスピードの高さで、後者はエンジンブレーキの強いレースでバテない強さでそれぞれ優位性があり、逆転の可能性も十分です。
ただ両者は人気なので、ここはやはりポールネイロンに期待したいところ。
人気の一角サトノレイナスはまだエンジンブレーキの強いレースでバテない強さをまだ見せておらず、昨年のリアアメリアのようなイメ―ジ。
カペラS
カペラSのギアは1速。
JRA全重賞の中でも最もエンジンブレーキの強いレースと言っても過言ではないのが当レース。
レースの道中平均ラップが33.2秒で、後半3ハロンが36.9秒。
3.7秒も後半の方が掛かる前傾ラップで各馬「止まる」のが特徴です。
そのためいかにバテないかが重要となり、エンジンブレーキの強いレースでバテない強さを持つ1速が重要となります。
1速指数1位はダンシングプリンス。
中央に再転入後は3戦全て逃げて完勝。
特に初戦は当レースと同条件で道中33.6秒を逃げて1.6秒差をつけて勝利しています。
ペースも十分速い中、逃げてこれだけのパフォーマンスは1速で強いことを示す内容でした。
初重賞でも勝ち負け可能なレベルだと判断します。
相手も2位レッドルゼルが本線で良さそうです。
5走前になりますが橿原Sは好内容で、道中33.8秒はレース前半に上り坂がある京都競馬場ではかなり速いラップ。
これを4コーナー5番手から0.5秒差で勝利した内容はエンジンブレーキの強いレースでバテない強さを示す一戦だと言えるでしょう。
2頭の1速が抜けているので、ここは中心視。
中日新聞杯
中日新聞杯のギアは3速。
直線の長い中京競馬場ではありますが、例年の傾向はハンデ戦という事もあり全馬色気を持って乗りに来るためペースが速くなりがち。
そのためしっかりと締まった流れで直線でも大きな加速が入りません。
長い直線ながらバテない力が試される珍しいレースとも言えるでしょう。
3速指数1位はサトノガーネット。
同馬は決してスタミナ型というわけではないのですが、それを補えるトップスピードの持ち主です。
とはいえ3走前の小倉記念でもハイペースを2着とこなせており、GⅢ級のメンバー相手なら通用しています。
昨年の勝ち馬ですが今年も評価したい一頭です。
ただ、上位は混戦。
1位サトノガーネット含め、3位までは差がなくこのあたりを上位評価としたいところ。
下位も混戦でハンデ戦らしく手広くがベターでしょう。
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