保乃のおとうと9
瞳 〇〇さーん この後空いてます?
〇 しーどうしたの?
瞳 またラーメン食べたいです!
〇 うーんごめんよ。今日はメンバーにつかな
きゃならないんだ
この所ずっと3期とレッスンだったんだけど
この日久しぶりにとあるメンバーの撮影が入っていた
瞳 そうなん?残念や
〇 いつ終わるか分かんないからね。
また今度一緒に行くからさ
瞳 しゃーないなぁ。 じゃあまた2人でラーメン
やからね
〇 はいはい じゃあな頑張るんだぞ♪
瞳 分かっとるわ♪
?? 瞳月〜 あれ〇〇さんも
また2人でラーメンの話しでもしてたん
ですか?
瞳 美青 今日はダメだったけど約束はしたよ♪
美 いいなぁ〜 〇〇さん瞳月のこと贔屓しすぎ
だと思います
〇 そっかぁ?皆平等にしているつもりだけど…
美 周りにそう思われたらもうダメなんですよ?
〇 ごめんよ?美青
美 それはそうと行かなくていいんですか?
誰かメンバーさんとお仕事なんですよね?
〇 ああ そうだった今日は由衣との撮影だから
美 えっ!?由衣さんと2人っきり!
〇 おうっ!? ビックリした。いきなりどうし
たんだ?
瞳 美青は小林さんが推しなんやで♪
〇 そうなんだ。じゃあ由衣のヤツに美青の事
伝えといてやるよ
美 いやいや!大丈夫ですよ。的野の事なんか
知ってても由衣さんにとって1ミリもプラスに
なりませんから。
〇 そんな悲観しなくても
美 いいえ大丈夫です!
どこか自信がないのだろう
好きなら好きって素直にいってくれた方が由衣のヤツも嬉しいのに
普段クールに見えるアイツはああ見えてメンバーにとことん優しい
まだあった事ないからってのもあるかもしれない
けど気持ちを伝えるのは悪い事じゃない
〇 .…分かったよ。言わないから安心して
美 はぁ 良かったです〜
瞳 もっと積極的になればいいのに
美 いやぁ大丈夫ですから
〇 じゃあ 行ってくるから2人もレッスンちゃん
とやるんだぞ
2人 はーい
部屋をでた俺は待ち合わせの場所まで移動した
〇 って感じで美青が由衣の事大好きだってよ
由 ......嬉しいけどあんた言わないでって言われ
たんじゃなかったの?
〇 言われたけどいったものはしょうがないやん
まあ俺の独り言だと思って聴いてくれや
由 はぁ〜
〇 そんな顔すんなよ別に悪い事じゃないん
だからさ
由 だってその的野さんが言わないでっていった
んなら別に私の事なんて本当は好きじゃない
のかもよ?
〇 なんかお前たち似ているわ
由 えっ?
〇 本当はこれがしたいあれがしたいって
思ってるのに自分の事は後回しサポートする
お前と美青そっくりだなって
直感的にそう感じるのは〇〇の目の良さなのか…
〇 それでお前が良いならいいけど自分の我も
時にはださないとまた前みたいにおかしく
なるぞ
由 ..…分かってるよ。もう後悔はしたくない
そうそれはこのグループが変わる前
1人のメンバーに任せていたのを私は後悔した事がある
ちゃんと自分の言葉をあの子に伝えていたら
って今考えても仕方ない事だけど
それに櫻に変わったとき決心したはずだ
どんな場所でもいいから
私は先輩として後輩の事を導く存在になるん
だって
由 〇〇の言う通りだね。そんな後輩がいるなら
こっちから声かけてあげなきゃ時間は無限
じゃないもんね
〇 よし。さっさと撮影終わらせて帰ろう
後輩の所連れてってやる
由 ちょっと強引すぎだけど私も会ってみたい
かな
〇 そっか あいつ倒れるかもな♪
由 そんなに好きなんだ私の事…
〇 あわあわする顔がおもい浮かぶわ
その後の撮影は〇〇のおかげで順調に進んでいった
〇 おおー早かったな いつもこんぐらいだと
助かるのに
由 そんな減らず口叩いていると殴るからね
〇 わお 怖い♪ 流石埼玉のき…
ゴツッ
由 あぁ? なんていった?
〇 な、何でもないやんか?
そんな怖い顔してもチワワみた.…
由 よしあとでお仕置きだね♪
〇 ご、ごめんて
由 昔からその減らず口.…
それがなければ完璧な男なんだけどなぁ
〇 そうやろそうやろ♪
由 .....…
〇 突っ込んでや
レッスン室で4期たちはダンスしている
その中に美青たちも当然踊っていた
〇 美青〜!
美 あれ〇〇さん? 帰ってきたんですか?
〇 ああそれは順調に終わってさ♪
瞳 〇〇さんや♪
〇 おうっ! しー帰ってきたで
瞳 おかえりなさい♪
美 もう2人してイチャイチャしないでください
〇 ? してないやん
瞳 ただの挨拶やん
美 それが普通と思ってるのは2人だけですから!
〇 まあまあ美青よ そんなお前に見せたいのが
あるんだけどいいか?
美 何ですか?
〇 じゃあこっちに来てくれる?しーはついて
来ようとしないの。
瞳 いいやんか いけず〜!
〇 この後ラーメン連れてってあげようと思った
けどやめよっかなぁ?
瞳 いってらっしゃい♪
良い子にしときますから!
〇 ふふっ♪ じゃあ準備して待ってて
そういった〇〇は美青を連れて別の部屋にくる
〇 入るぞ〜
美 失礼しま.…!?
そこには私の好きな推しがいた
由 いらっしゃ〜い
〇 こんにちは♪
由 アンタに行ってないからね
〇 分かってるって♪ ほら美青
憧れの小林由衣だぞ?
固まってしまう
〇 ありゃ? おーい美青?
美 〇〇さんどうして小林さんがいるん
ですか!?
〇 由衣が会いたいって♪
美 喋ったんですか!言わないで下さいって
いったじゃないですか!
〇 そんな怒んなって可愛い顔が台無しだぞ♪
由 また言ってる。
しかも私には可愛いって無かったのに…
〇 俺の事はいいから美青と話ししてやってよ
由 もう後で覚えておいてよ
的野美青ちゃんだよね?
美 は、はい! 的野美青です!
よろしくお願いします!
ガチガチに固まっててこれじゃあ話しにならないなぁ
由 ねぇ〇〇
的野ちゃんが動かなくなったんだけど…
〇 由衣の色気にやられたんじゃないか?
由 馬鹿//// 恥ずかしいこといってんじゃねぇー
〇 本当の事なんだけど
由 殴る!絶対殴ってやる
〇 何だよ♪後輩に見られてんぞー
由 何言って.…
美 ふふっ♪ それがおふたりの普段の姿なんです
ね♪
〇 そうだぞー これがお前が憧れていた
小林由衣だ
美 〇〇さん
〇 幻滅したか? お前の憧れていたクールで
かっこいい由衣も本当のコイツだけど
今俺と騒いでいる由衣も本当のコイツの
姿なんよ?
由 不本意だけどこれも私の姿なんだよ
〇 別に引っ込み思案なのはいいさ
それが美青なんだから
ただ後悔はして欲しくない
由 ..…〇〇
〇 誰だって変化する時は怖いもんさ
ただ現状になれたら先に進むのは難しくなる
美 〇〇さんはそんな場面を見てきたんですか?
〇 まあな何度あの時助けられたら良かったと
思ったか
由衣はそんな〇〇の事を黙ってきいていた
私も同じだから
後悔しない為に動いていこうとしたんだから
由 〇〇の気持ち良く分かってるから
ちゃんと私が導いていけるって事
近くで見ててよね
〇 そうやな 由衣は意外と寂しがり屋だから
近くでみとくわ
由 ふん////
美 小林さん!
由 うん?何かな的野ちゃん
美 ゆ、由衣さんって呼んでもよろしいで
しょうか///
由 いいよ〜♪ じゃあ私も美青って呼ぼうかな
美 それはヤバいです/// 倒れてしまいます
由 かわいいなぁ〜♪
美 へへっ///
〇 うんうん♪ これならもう心配はないな
腹減ったし、しーとラーメン食べ行くかね
解決したので待たせている瞳月の所に行こうとする
美 あっ〇〇さん! もしかして瞳月とこれから
ラーメンですか?
〇 そうだよ〜
美 私も行きたいです!
由衣さんも行きませんか?
由 そうだなぁ よし久しぶりに〇〇とご飯
行くかな
〇 えー 由衣も来んの?
ギロッ
由 何?嫌なの?
〇 しーもいるんだから威嚇すんなよ?
美 由衣さんはそんな事しないです!
〇〇さんは由衣さんに優しくして下さい!
由 そうだよね〜美青 いやぁ心強い後輩が
できたもんだ♪
ナデナデ
美 (о´∀`о)えへへっ♪
〇 美青が完全に由衣に懐いてしまった
そんな減らず口いってるけど内心嬉しい
由衣のやつも美青が懐いてくれて嬉しいだろう
美青の方も憧れていた先輩と
話せて相談できるのはいい環境なのかもしれない
〇 ふんだ!しーに癒してもらうからね!
由 ..…その言い方気持ち悪いよ?
美 ..…〇〇さん気持ち悪。
冷たく目で見てくる2人
何だか2人が姉妹みたいにそっくり
〇 ...…すみません
その後合流した瞳月と4人でラーメン食べにいった
しーは由衣がいるからなのか
いつもしていた替え玉がいつもより少なかった
瞳 当たり前やん 目の前に小林さん
いるんやで!?
〇 そういっても3回は替えてたけどな
瞳 ..…覚えとらん♪
つづく
これは妄想ですから♪
ありがとうございます♪作品に役立てます