飛鳥のおとうと〜岩本蓮加エンドストーリー

〇　蓮加が大好きです

蓮　.....................ほんと？

〇　うん　蓮加じゃなきゃダメなんだ

ｸﾞｽｯ

蓮　うっうっ、、、。

〇　泣かないでよ蓮加

蓮　止まらないよ　嬉しくて嬉しくて
　　たまらない

〇　ごめんね

蓮　ううん♪大丈夫

〇　良かったぁ　れんちゃんには大分待たせたと
　　思うから

蓮　もう！また呼び方戻ってるし♪

〇　へへっ　甘えたくなるんだよーだ！

2人は自然と戯れ合う
出会った頃のように
そういえば

蓮　でも何でここなの？

それは事務所のレッスン室

〇　うん？覚えてない？

蓮　何かあったっけ？

〇　ここがれんちゃんと初めてあった場所で
　　多分れんちゃんを意識した場所だから

蓮　そうなんだ♪

〇　そうだね...…

？？　ひっく　うまくいかない.…

ダンスを経験していた私には自信があった

周りのメンバーと比べたらリードしていたと
調子にのっていたのかもしれない

そんな蓮加の事をみて

ダンスの先生は注意した

なんで！？周りよりできてんじゃん！

どう見ても私の方が踊れてる

しかし先生からは

先生　蓮加とりあえずちゃんと周りみなさい
　　　あなた1人じゃないんだからね

そんな事分かんないし！私はできてるのに！
傲慢な考えだったとあの頃は思う

他のメンバーが声かけあっているなか私は1人
隅っこで頭を伏せていた

同期が心配してくれていたが最年少であった私はそんな優しさも反抗してしまう

蓮　.......…

先生　.…蓮加　大丈夫？

ﾌﾙﾌﾙ

ただ頭を揺らすだけでいっぱいだった

先生　うーん　

困った先生も時間の為でなきゃいけない

他のメンバーも今の蓮加には近寄らないでいた

どんどんいなくなるレッスン室とうとう1人になった部屋で私はつぶやく

蓮　なんでちゃんとやってんじゃん…

分からない

不満でいっぱいになる

爆発しそうな感情は静かさの中の一つの音で
終わりを迎えた

ｶﾞﾁｬ

？？　あれ？誰かいる？

ﾋﾞｸｯ

蓮加は顔をふせたままだ

？？　蓮加じゃん　どうしたか？

そこには私の推しの飛鳥さんがいた

蓮　あ、飛鳥さん

飛　どうした？

蓮加の隣にさりげなく腰かけ聞いてくれた

蓮　なんでもないです…

飛　んーそうかぁ？　

蓮　そうですよ

飛　じゃあ何でこんな所に1人でいるの？

蓮　......1人でいたかっただけです

飛　意地はったんでしょ？

蓮　もう分かんないです

飛鳥に思った事を話した

飛　うーんそれは蓮加が1人で理解できないと
　　解決しないよ。

飛鳥さんまで同じような事をいう

飛　でもヒントはあげる♪ちょっと待ってて♪

そういうと部屋をでていく

ヒント？何でわざわざでていったの？

蓮加はあまり期待せず頭を伏せた

ｶﾞﾁｬ

飛鳥さんがきたのだろう

？？　おーい

でも聞こえてきたのは飛鳥さんの声じゃない

蓮　えっ！？だれ？

？？　やっほー

蓮　はっ？

？？　何だよこっち挨拶してんだぞ♪

蓮　あっ岩本蓮加

？？　岩本蓮加かぁ　じゃあれんちゃんだ♪

蓮　えっ

？？　僕は〇〇♪　齋藤〇〇だよ♪

蓮　〇〇？

〇　そうそう♪

蓮　こんな所に何かよう？

冷たく言ってしまう

〇　なんかさぁ姉ちゃんがここに行けって

飛鳥さんのことなんだろう

蓮　そう

〇　ねぇれんちゃんはここで何してたの？

蓮　別にいいじゃん

〇　良くないよ♪ だって泣いていたでしょ？

蓮　えっ？

頬を拭くが泣いていない

〇　れんちゃんのこころが泣いていたよ？

蓮　な、なんで？

〇　うーん　カン！　へへっ♪

蓮　なにそれw　

〇　でもあってるでしょ？　僕が相談に乗るよ？

蓮　分かった

そこから思ってる事を聞いてもらった

〇〇はうんうんといいながら一緒に考えてくれる

何か〇〇なら素直になれていた

〇　そっかれんちゃんさぁ　今自分だけを考えて
　　んじゃんか　
　　周りはみんなれんちゃんをみてるんだよ？

蓮　蓮加を？

〇　そうそう♪メンバーは周りと合わせて完成　
　　しようとしてる。けどれんちゃんはひとりで
　　つっぱしって1人ういてるんだよ

蓮　そうなのかなぁ？

〇　そう今まではれんちゃんがうまければ良かっ
　　たかも知らないけどちゃんと皆んな一緒に
　　魅せていかないと孤立しちゃうよ？

蓮　あっ

踊る時自分ばかりの事考えていた

だから溝ができているんだ

〇　れんちゃーん？

蓮　ありがとう〇〇！　分かったかもしんない！

〇　ありゃそうかぁ　いひひっ♪

蓮　うん♪

〇　ちょっとずつメンバーさんと話してみなよ？
　　きっと聞いてくれるよ？

蓮　うん！

〇　えへへっ♪れんちゃん笑うといい顔
　　すんじゃん♪

蓮　！？　そ、そうかな/////

〇　うん♪かわいい♪

それが蓮加が〇〇を意識した瞬間だった

飛　〇〇のやつやるじゃん♪流石あすかちゃんの
　　弟♪

ドアからみていた飛鳥は〇〇が蓮加の悩みを解消しているのを影から見守っていた

蓮　そんな事あったね〜♪

〇　あの時はまだれんちゃんはワルガキだった
　　から♪

蓮　何だとー！あんただってクソガキだった
　　じゃんか♪

〇　はっはっは♪ 照れるなー♪

蓮　褒めてないし

〇　まあいいじゃん♪そんな俺を好きになって
　　くれたんでしょ？

蓮　ま、まあそうですけど/////

紅くなった蓮加の手を握った

〇　これからは俺が蓮加にアピールしていくから

蓮　いひひっ💕　待ってる♪

〇　まあまだ蓮加が卒業するまでは大っぴらに
　　出来ないけどね♪

蓮　蓮加はすぐにでも卒業していいんだけどなぁ

〇　それはダメだよ
　　周りに悲しむ人達がいっぱいいるんだから
　　同期のメンバー、後輩、ファンにしたって
　　そう。
　　あと姉ちゃんが許すはずがない

蓮　そうだね推しがお義姉さんになるんだもんね
　　ちゃんと飛鳥さんには恩返ししたいし

〇　そういうこと♪
　　まあ　生活基準は変わっていくだろうけど

蓮　でも今日ぐらいはいいでしょ？

〇　何がさ？

蓮　甘えたいもん💕　ｷﾞｭｯ♪

〇　うわぁ　いきなり抱きつくなよ///

蓮　そんな事いって嬉しいくせに💕

〇　ま、まあね/////

蓮　じゃあ飛鳥さんの所いこっか？

〇　やっぱり？

蓮　うん♪   ちゃんと報告はしたいし♪

〇　れんちゃん煽んないでよね♪

蓮　それはその時しだいかな？　
　　飛鳥さんの反応が面白かったら...
　　やるかもねっ♪

〇　ホント根はワルガキなんだから

蓮　そんな〇〇も私と一緒じゃん♪

似たもの同士これからもそれは続く

〇　まぁーね♪ じゃあ姉ちゃんのとこ行こっか？

蓮　うん♪

飛　おかえりー♪ おっうまくいったんだ

〇　まあね♪ 

蓮　飛鳥さーん♪ 選ばれましたー♪

飛　ふん！しょうがない〇〇の彼女の座は譲って
　　やる　

蓮　ありがとうごさいまーす♪

〇　姉ちゃんありがとね

飛　ううん　あんたが選んだ子だもん
　　蓮加　〇〇の事頼んだよ？

蓮　はい　まかされました♪

飛　まあまだ卒業まではあるし　しっかりとね♪

〇　へへっ♪　大丈夫れんちゃんと2人なら…

蓮　〇〇と2人なら…

2人　幸せだから♪

飛　ﾆｶｯ  ほんと似たもの同士だな♪

岩本蓮加　卒業

数年後蓮加は卒業した

蓮加は後輩達にバトンを渡して乃木坂を後にする

何も後悔のないよう姉ちゃんとの約束を守って

卒業した蓮加は引退することになった

周りは止めていたけど

蓮加は折れなかった

蓮　やだよーだ♪ 〇〇と一緒にいるもん！

〇　ありゃますます甘えん坊になって

蓮　いいじゃん！蓮加といれて嬉しいでしよ？

〇　まぁ、嬉しい。

蓮　(о´∀`о)えへへ/////

〇　その顔かわいいからやめて///

蓮　えーかわいいなら襲っちゃえばいいのに♪

〇　......まだ昼です

蓮　早く家族欲しいなぁ？　ﾁﾗｯ

〇　家族欲しいの？

蓮　うん！

〇　じゃあ結婚する？

蓮　ちょっと言い方軽くない？

〇　そんなかしこまらなくても俺とれんちゃんの
　　仲じゃん

蓮　でもきちんと聞きたいなぁ？ ﾁﾗｯ

〇　これでも計画は立ててるんだよ？

蓮　えへへっ♪ そんなのいいから早くして欲しい

〇　…じゃあ　夜出かけよっか
　　楽しみにしてて♪

蓮　ありゃ〜♪ 急かせすぎた？

〇　いやこれが俺たちかもね♪

蓮　なら早めに行動しよ♪

〇　ふふっ　分かったよ♪ 

蓮　あ〜♪どんなドラマチックなプロポーズして
　　くれるのかなぁ〜♪

〇　なかなかハードル上げるね

蓮　え〜♪　蓮加聞こえなーい♪

〇　シクシク　れんちゃんがいじめる

蓮　wほら　早く準備しよ♪

〇　そうだね♪

似たもの同士の2人
未来は何も心配しなくても

笑顔が溢れるんだろうな

岩本蓮加ストーリー　
おわり

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蓮加編として終了することができ嬉しく思ってます思えば性格が似てる設定でかけたのが1番良かったと思いますし、かきやすかったのもあります
読んでくださりありがとございました