Nocodeの未来とidemoの行く末。とタピオカ
目次
・Nocodeはタピオカなのか?
・Nocodeの未来
・そこでidemoが目指す先
・まとめ
Nocodeはタピオカなのか?**
「Nocode」は単なるバズなのか。タピオカなのか。僕はそうは思わない。
確実にソフトウェアの歴史を変える転換点となる技術だと思う。
これまで、Web系のプロダクトを作るにおいて、
プログラミングスキルは必須であった。それも、スクールで学習しただけでは簡単にそれなりのプロダクトは作れない。
それなりのものを作るには、スクールなどで学習した後も
独学で何かものを作りながらスキルを高めて行かないといけない。
つまり、自分でプロダクトを開発し、リリースするまでに時間がかかる。
これに対して、Nocodeは上記のコストをとてつもなく下げられる。
学習も、プログラミングほど難しくもなく、開発もコードを書くよりも
簡単にスピーディーに開発しリリースまで持っていくことができる。
何かアイデアを形にしたい。と思いプログラミング学習を挫折した経験がある人でも、理解し、自分で一からプロダクトを作れるようになるのだ。
身近にもすでに普及に成功しているNocodeの下記の例がある。
ECサイトを作り、ものづくりオーナーが
自分のSHOPを簡単に作れるようにした BASE、STOREs、Shopify
何かを発信したい人が、発信するための自分のブログやメディアを
簡単に作ることができる、STUDIO CMS/Wordpress
Webサイトをコードがかける人がいなくても直感的にデザインしながら
本格的なサイトを構築しデプロイすることができる、STUDIO/Webflow
そして更に、ここでプログラミングの歴史を辿ろう(開発において)
機械語
↓
アンサンブル言語
↓
高級言語(今ここ)
↓
Nocode
以上のことから、ここで言いたいことはNocodeはソフトウェア開発を
アイデアを形にするまでのプロセスを抽象化し民主化することに成功しているということだ。歴史を見ても、プロダクトを作ることを抽象化しているのがわかる。
つまりだ、Nocodeは単なるバブルでなく、歴史的な背景と現状を見る限り
確実に世界を変えていっている革新的なものであり、タピオカではない。
これからいつのまにかECやWebメディア、サイトだけでなく
Nocodeによってアプリケーションが作ることが普通になり、
それがNocodeなのかNocodeではないのかなんて気にもしなくなる。
ECショップを作るのにNocodeなのかNocodeではないのかを気にしないように。
Nocodeの未来
これまでのことで、Nocodeがタピオカではないことはわかったであろう。
次はNocodeがもたらす未来についてだ。これは僕が信じているNocodeの未来であって個人的な解釈であり、Webサービスやアプリなどの開発の今後について述べたものである。
まず、第一の波として
Nocodeはコードの書ける人が主流となり、これまで開発していた
新規のプロダクトをNocodeで開発するようになるだろう。
次の第二流れで、コードを書いたことがなく、かつ
プログラミング学習で一度挫折した経験がある人だ。
そしてその人は、なるべくプログラミングについて
深く学習しなくてもよく、コードを書かずに、
頭の中にあるプロダクトを作りリリースしたいと思っている。
こういった人が、Nocodeでプロダクトを開発するようになるだろう。
第三の流れは、プログラミングの学習すらしたことがなく挫折経験はない。
ただ、何か実現したい、アイデアが頭の中にあって、作ってリリースしたい。と思っている人がNocodeに興味を持ち始め、現状の高級言語に触れることなく開発をいきなりNocodeでしだす。
この流れが確実に来ると思っている。
そして、それに伴って、Web関連の起業家などの
現状のプロダクトリリースまでのプロセスも確実に変わると思っている。
要は、今のECや、メディアのようになる。と考えている。
現状のECの例
初期コスト(費用、時間)かけずBASEやShopfyでショップ作成
↓
ショップオーナーになる。
↓
売上立て、ショップを伸ばすためにコストを集中させる。
↓
(AかBに条件分岐)
A.自己資金でスモールビジネスとして運営
B.資金調達しスタートアップとして運営
現状のメディアの例
初期コスト(費用、時間)かけずSTUDIO CMSや Wordpressで作成
↓
メディア運営者になる。
↓
売上立て、メディアを伸ばすためにコストを集中させる。
↓
(AかBに条件分岐)
A.自己資金でスモールビジネスとして運営
B.資金調達しスタートアップとして運営
上記の例のような形で、
Webサービス/アプリ開発の初期段階において
高度なエンジニアリング技術は不要になる。
そして下記のような流れに
Webサービス、アプリ開発などもなって行くと考えている。
これからのWebサービスアプリの立ち上げからリリースまでの流れ
初期コスト(費用、時間)かけず.bubbleやThukable,Intergromatなどでサービス/アプリを開発
↓
プロダクト/サービスオーナーになる。
↓
売上立て、Webサービス/アプリを伸ばすためにコストを集中させる。
↓
(AかBに条件分岐)
A.自己資金でスモールビジネスとして運営
B.資金調達しスタートアップとして運営
又は初期CTOとして参画
いや、上記の流れになり、
誰もがアイデアを形にできるように民主化させられるべきなのである。
そうすれば、もっと気軽に誰もが、世を良い方向に変えられるだろう。
そこでidemoが目指す先
idemoが目指す先は、魔法使いを増やしアイデアを民主化させることだ。
魔法(Nocodeツール)がたくさん増えていっている。
(リアルに現状の高級言語の部類のプログラミング言語より多くなる説)
その中で、魔法を使いこなせる魔法使いは少ない。
そして、日本ではまだ、先ほど述べた、
ファーストウェーブが起こり始めたところだ。
次に来る、セカンドウェーブの波の渦の真ん中にくる人たちは、
さっきも言ったようにプログラミングの挫折経験がありプロダクトを
もっと簡単に開発しリリースできないかと考えている人たちだ。
ただ、現状の課題は、いくらNocodeツールとはいえ、
一定プログラミングの本当に基礎的な根底の知識がない人だと
1人で学習しマスターし、プロダクトを開発できるように
なるまでに時間がかかるということだ。
そこで我々idemoが誰もがアイデアを形にできるようにNocode学習サービスを提供し、サービスを開発できるようにそのような人をサポートする。
そのことにより、セカンドウェーブを巻き起こし、
アイデアの民主化の流れを加速させる。
ゆくゆくは、ミッション達成とそのための事業を拡大するにおいて
企業の新規事業やstart upのプロダクトのNocodeでのコストを抑えた
受託開発事業もしていきたい。
個人のアイデアの民主化だけでなく、企業が持っているアイデアの民主化も支援していければ良いと思っている。
まとめ
これまで話した
テクノロジーの進化によるあらゆる願望実現の抽象化の流れ。
ソフトウェア開発の歴史的な文脈。
を元に、確実に今見ているidemoの未来はくる。
来るべき時まで、じっくり腰を据えて
目的地に辿り着くまでにガソリン切れにならぬよう、地道に利益を出しながらコツコツと成長させ、来るべき時が来ればアクセルを全開踏み、加速させる。そのような運営していきたい。
そして、idemoの存在意義は
アイデアを民主化させる。
そして、その先に、誰もがアイデアを実現できる
民主主義社会を実現させる。
ことにあり、事業としてそれを体現していきたいと思う。
democratizing of ideas.
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