初めてのボディメイクとコンテスト(やると決めたことで得られたこと)
フィジークコンテスト(筋肉の大会)に出てきた。今年の1月に出場を決意して始まった挑戦は、一旦ここでひと段落。
結果はカテゴリー出場人数5人中、5位。人との勝負は完敗だった。
結果こそ振るわなかったが、この挑戦をして本当に良かったし、自分の中で得られたことは計り知れない。
ここでは、この挑戦を決断したことで得た学びにフォーカスして書いていきたい。
実際に得られたもの
やると決めることのパワー
以前の記事でも書いた通り、やらない言い訳は山ほどあったし、決めた後も数えきれない言い訳は出てきた。初めてのコンテスト、減量で、100%正しくやりきれたとはもちろん言い切れないが、あそこでやると決めなければ、今の自分は当然いない。
仕事が忙しい、日本出張がある(食の誘惑、生活リズムの変化)、途上色んな障壁はあった。でも、それでも全部やると決めることで、どうすればいいかということを真剣に考えるし、思いもしなかったクリエイティブな方法も出てくる。
できるかできないかを、挑戦する前の自分でジャッジすることをしなくて、本当に良かった。仮に思った通りの結果にはならなくとも、できるかどうかもわからないゴールに向かっていく過程にこそ価値があり、成長があり、幸福がある。
人生レベルで活かせる、自分に合った食習慣
人生で初めて、本格的な減量と食事管理に取り組んだ。今回は4ヶ月という期間しかないため、急ピッチで減量を進めて身体を仕上げる必要があった。
主な食事内容:
タンパク質を中心にした食事(鶏むね肉、サバ缶、卵、サーモン+プロテイン)
炭水化物は減量フェーズに合わせて、身体に合うクリーンなものに(白米→減量末期は玄米、小麦や砂糖は極力控える)
脂質は良質なものに絞る(ほぼ外食をやめた)
→これをPFCバランスに基づいて毎日記録。実際に、4ヶ月で体重6kg / 体脂肪5%の減量。
体重・体脂肪が落ちる以外に、もっと大きなメリットがあった。体調がすこぶる良い。肌艶が良くなったり、慢性のアレルギー鼻炎の症状がなくなったり、メンタルの波も少なくなった。クリーンな食事のパワーを体感できた。
大会に出る必要がなくなってストイックな減量まではいかなくとも、ベースの食習慣が出来上がったことは、一番大きな収穫と言ってもいいかもしれない。
学び
自分が描くゴール以上のことは起きない。だからゴールは高くすること
後悔というほどではないけど、一つだけもっとできることがあったと振り返って思うことは、「コンテストに出る以上のゴールを設定しなかったこと」。
できなくてもいいから、「3位以内に入賞する」とか、その先のゴールを設定できていたら、結果は違ったかもしれない。出ることが目標になっていたから、「出ても恥ずかしくないレベルの仕上がりになればいい」という無意識があった。
プロレベルの化け物も出場するような大会で、前日のエントリー時に周りを見て圧倒されてしまった。これも、出場を決めた時点で、どんな人が出るのか、入賞するためにはどんな状態になっていればいいのかを、事前にセットすることはできた。
「自分が思う以上のことは起きない」
だからこそ、
「できるできないは関係なく、自分が思っている以上の場所にゴールをセットすること」
大事なのは結果ではなく、自分の成長率を生むことだ。
また大会に出るかどうかはわからない。あの過酷な減量をもう一度やれるかというと今はYESとは言えない(笑)
でも、新しいこと、今の自分では到底及ばないことに挑戦すること、この素晴らしさと醍醐味、悔しさは大きな財産になった。
しばらくは美味いもの食べて自分を労って、次の挑戦を考えます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?