クレンジングオイルでメンズの悩みを解消!
クレンジングオイルというと、どうしても「化粧落とし」=女性のものというイメージを持たれる方が多いように思えます。しかしながら、クレンジングオイルは男性にこそ使用していただきたい製品です。
なぜ男性におすすめなのか
どのような特徴を持っているのか
おすすめの製品は何か
を説明していきます。
メンズの肌の特徴
男性の肌と女性の肌には違いがあります。上の図でおわかりいただけるように、男性の肌は皮脂が多いです。これに伴ってか、男性は水分の量も少ないと言われています。
このように皮脂が過剰に出る傾向にある男性は、適切に皮脂汚れを落としつつ、その一方で適切な皮脂を保持する必要があります。これがクレンジングオイルでできるため、その特徴を説明していきます。
クレンジングオイルの特徴
クレンジングオイルはさまざまなメリットをもたらします。主に
脂汚れをしっかりとる
肌を柔らかくする
肌が乾燥しにくくなる
があります。なぜそうなるのか?それがなぜいいのか?を解説していきます。
脂汚れをしっかりとる
脂汚れは肌から出てくる皮脂のことです。皮脂が過剰に出ている状態は『肌がテカる』、『脂性肌』と表現されることもあります。
本来皮脂は肌を保湿するために排出される大事な成分ですが、これが過剰に出ることで
肌トラブル(ニキビ)の原因
毛穴詰まり
黒ずみ毛穴
になります。
油と水は分離します。一方で、油は油とくっつきやすい特徴を持ちます。クレンジングオイルはこの特徴を活かして、皮脂に絡まりついてそれをしっかりと落とすことができます。
洗顔料は基本的に水溶性の汚れを落とすものなのでこのように過剰な皮脂を落とすことを得意としません。(一部例外としてクレイ洗顔料や石けん系界面活性剤を含むものもあり)
デメリットとして皮脂を落とし過ぎてしまうこともあります。これはどのように防ぐことができるでしょうか?クレンジングオイルの選び方については後述します。
肌を柔らかくする
お風呂に長く入るとなるように、水を含みすぎると肌はふやけてしまいます。しかし、油を含ませてあげると肌は柔らかくなります。
肌が柔らかいことにはいくつかメリットがあります。
肌トラブルになりにくい
シワになりにくい
キメが整って、ツヤが出る
赤ちゃんの肌がもっちり、ぷっくりしているのはこの皮脂を適切な量含んでいるからです。(真皮でのヒアルロン酸やコラーゲンの量が豊富にあることも関係していますが。)
そして赤ちゃんの肌はニキビになりにくいです。これはなぜならきちんとハリがあり、外部の刺激から守るという皮膚の大事な機能を果たすことができているからです。
クレンジングオイルでマッサージすること、そして皮脂に近い成分を含むクレンジングオイルを使用することで肌を柔らかくすることができます。
肌が乾燥しにくくなる
過剰な皮脂を取り除くことで肌は乾燥しにくくなります。
もちろんこの際重要なのは、落とすことだけに注力せず、皮脂に近い成分のクレンジングオイルを使用することで肌をもっちり仕上げることです。
クレンジングオイルの使い方
1、手を洗う
面倒なので女性でもしている人は意外と少ないですが、まず初めに手を洗いましょう。手は1番汚れやす部分です。手を清潔にしたら、タオルで水気を取りましょう。
2、乾いた手でつける
乾いた手にクレンジングオイルを適量取ったら、乾いた顔にそのまま塗布します。
顔の皮脂と馴染ませるように優しく、くるくるとマッサージしてあげましょう。特に皮脂の多い『Tゾーン』と呼ばれる『両眉毛の上と眉間から鼻先』にかけての部分をマッサージしてあげましょう。
温めてあげると毛穴が開いて鼻の黒ずみなども取れやすいので、手のひらでプレスしてあげるのもおすすめです。
全体をマッサージできたら完了です。
3、水を加えて乳化させる
次は両手を少し濡らして、クレンジングオイルを乳化しましょう。
クレンジングオイルはオイルなのですが、目に見えない分子の中で水を含んでいます。この分子に水を与えると汚れと馴染んだ油の部分が水に包まれて、水で洗い流せるようになります。この変化を乳化と呼びます。
濡れた手で再度全体をくるくると簡単にマッサージして、全体が白濁色に変化したらOKです。
4、全体を洗い流す
通常の洗顔通り、顔にぬるま湯をかけながら全体のぬめりけを洗い流していきましょう。入浴前であれば、少しだけ出したシャワーで直接洗い流してしまってもOKです。
シャワーが刺激になると言われる方もいますが、全力でかけなければ対して圧にならないので大丈夫です。(エビデンスはないので、すごく気になるようであれば少しずつ優しく手で掬って、ぬるま湯をかけてあげてください。)
5、洗顔料で水溶性の汚れを落とす
落ちきらなかった汚れは洗顔料で落とすのがおすすめです。
なお『ダブルクレンジング不要』と書いてあるものの場合、洗顔は不必要です。
また、入浴の時にクレンジングからされる方はシャンプー、トリートメントをした後に洗顔してください。特に当人の境目の部分や耳の周りは洗いの腰があると肌トラブルの原因になるので注意してあげてください。
洗顔が終われば、これで完了です!
クレンジングオイルを選ぶポイント
ではでは一体全体、どんなクレンジングオイルを選べばいいんだいってのが問題ですよね。端的にいうとボタニカルオイルの製品がおすすめです。
基本的な考えとしてはまず初めてみよう精神が大事だと思っているのですが、クレンジングオイルに関してはクオリティーがピンキリすぎるのできちんとお金を投資するべきだと考えています。
ドラコスクオリティーだと大した製品は正直ないので。
ボタニカルオイル
ボタニカルオイルってなぜ?環境にいい?肌に優しい感じ?ってよくわからないですよね。
植物由来のオイルは『油脂』という成分にカテゴライズされており、これらはオメガ3脂肪酸やガンマリノール酸などの皮脂に近い成分を含んでいるため角質層のバリア機能を保護しながらクレンジングすることができます。
洗浄力が高い(オイルなので)
保湿力が高い
バリア機能をサポート
してくれる、とても素晴らしい成分たちです。
成分名を覚えることは大変ですが、これらはたいてい
コメヌカ油
ククイナッツオイル
オリーブオイル
ホホバ種子油
などのように目で見てわかるものが多いので、参考にしてみてください。
アルティムエイト|シュウウエムラ
1番のおすすめは、シュウエムラのアルティムエイトです。
名前にエイトとあるようにボタニカルオイルが8種類含まれており、肌をもっちりと仕上げてくれます。オイル独特のぬるっとした感触もなく、またダブルクレンジング不要なので朝でもこれ一本で仕上げることができる良品です。
ダブルクレンジング不要
ボタニカルオイルを8種類配合
オイル独特のぬめりなし
楽天、アットコスメでも圧倒的1位のクオリティー
プレクレンズ|ダーマロジカ
シュウエムラといい勝負ですが、2番目におすすめしたいのがダーマロジカのプレクレンズです。
日本での知名度は高くありませんが、Dermalogicaはアメリカ発で、現在はユニリーバ傘下のブランドで世界100ヵ国以上で展開しております。
基本的にはエステで展開している製品なのですが、このように楽天からは公式から購入することが可能です!
ボタニカルオイルが10種類以上も含まれており、肌の刺激になると考えていることから合成香料も添加されておりません。そのため肌の刺激になりにくいながらも、洗浄力と保湿力はそのままにキープしてある製品です。
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