あなたが何となく過ごした今日は、昨日死んだ人がどうしても生きたかった明日だ。
2017年も今日が最後の日となりました。
今年は、3年半かけて勉強してきた不動産鑑定士試験に合格したこと、実務修習をかねて新しく不動産鑑定会社に就職したこと、そして、この一連の流れをどうしても報告したかった友人が肺がんで亡くなって報告できなかったこと。
嬉しさと、寂しさと、虚しさを感じる一年間でした。
「自分のこれから」を見ていてほしかった、聞いてほしかった、刺激を受けたかった、そんな友人でした。無愛想のなかに愛情あふれる、器の広い友人でした。
亡くなってしまったのだからもう二度と会うことは出来ないのだけれど、自分がひよってファイティングポーズが取れなくなったとき、生ぬるい状況にどっぷり浸かりそうになったときに、そんな今日の一日は、友人がどうしても生きたかった一日なんだと心に留めておこう。
そして、友人が生前よく言っていた、「今ある身近な幸せに気づくこと」。
このことを忘れずに、2018年一日一日を無駄にすることなく、どれだけ成長できるか挑戦して行きたいと思います。
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