30日間の挑戦を終えて…クラファンで伝えたかったこと。

ご報告:
30日間の挑戦をしていました。
沢山の方に応援やご協力をして頂いておりましたが、僕の力不足で達成できず終わってしまいました。

正直、落ち込まなかったと言えば嘘になります。
しかし、この挑戦をしてみた事、達成できなかったという体験は、挑んでなければ得られる事はありませんでした。
学びを沢山得る事ができました。

クラウドファンディングでの挑戦は終わりましたが、僕がクラウドファンディングで挑戦しようとした
『多くの方が自分らしく生きられる社会に。ジェンダーの固定概念を壊して、性別に縛られない世の中』に一歩でも近づくための挑戦は一般社団法人LGBT-JAPANの活動として継続します。

応援してくださった方々へ改めてこの場を借りて御礼を申し上げます。
不甲斐ない結果となり申し訳ありませんでした。
そして、応援本当にありがとうございます!!

僕の思いと、何故この挑戦をしたか、長文になりますが伝えてさせて頂きたいと思います。
もし面倒でなければご一読頂けると嬉しいです!!

生物学的な性別の役割はあるかと思います。
しかしそれは単なる役割であって、その役割を全うしないといけない訳でもなく、むしろそれはその人個人個人が選ぶ事であり、誰かに決められる事ではありません。

男性だから、女性だから、ゲイだから、レズビアンだから、はたまた女性で生まれ自分は男性として生きているトランスジェンダーだから…

だから??

だからなんだと言うのでしょう??

どう在りたいか、どう人と、そして社会と関わっていきたいか。
それが最優先かと思います。

そして、なによりも大切にしたいのは『対話』

自分との対話、人との対話。

何を言ったら傷つくのか、何を言われたら傷つくのか、何て言ったら相手が笑顔になるのか、自分が笑顔になる時って??
答えは、人に聞いても出てきません。
AIに聞いても、正解は出てきません。

自分のことなら自分との対話。
客観的に見たいなら人との対話。
あの人の事を知りたいなら、その人との対話。

僕は19歳までこの世から消えたくて消えたくて堪りませんでした。
毎日毎日、自分と対話。

『どうして女とした生まれてしまったんだろう』
『どうして自分なんだろう』
『このまま不幸な人生を過ごすならどう耐えていけばいいんだろう』
『幸せになれない人生ってなんなんだろう』
『どうやったら、死ねるんだろう』

ドロドロドロドロ…
応えは見つかりません。

そんな中、19歳で出会ったアルバイト先の大人達。
生きる事に一生懸命な空間でした。
目の前に全力、振り向いてる暇はない、今日のことは今日終わらせる。
そんな全力大人集団と出会った僕は、ガチャガチャに揉まれ、叱咤激励の日々。

『人として』どうか。
性別なんて関係ない。

激しく厳しい環境でしたが、真っ直ぐ僕自身を見てくれている事に救われました。

気づいたら、僕は、僕との対話が変わっていきました。

『元々女で生まれた事で、僕が出来ることはなんだろう』
『幸せな人生って僕にとってはどんな事だろう』
『後悔しない生き方ってなんだろう』

自分への質問が、ポジティブな質問に意図せず変化してました。

全てにおいて悲観的で被害者意識が強かった僕が、質問の仕方を少し変えるだけで、とんでもなく生きやすくなれたのです。

この体験を、僕の周りの大事な人達だけでなく、ジェンダー規範やセクシャリティで自分らしく生きられていないと感じている方々へ伝えたい。
1人でも多くの人が自分らしく生きやすいと思える社会になれたら。
自分を、相手を諦めないで!!

僕が生きやすくなったのは自分自身との対話の他に、沢山の人達の価値観や考えを交差させたから。

価値観を交差させた分だけ、想像力が膨らみ相手を思いやったり、コミュニケーションが取りやすくなりました。

と言うものの、僕は完璧な人間ではありません。
今後も、活動や今回の挑戦を継続させていき、さまざまな人々と対話する事による再発見や、想像力を膨らませていきたいと思っております!!

これからも応援、宜しくお願い致します!!

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