立場
皆さんはどんなアルバイトをしてますか?もしくは、してましたか?
僕は、個人経営の塾で国語の塾講師としてアルバイトをしています。
塾に来ている生徒は、主に高校生・中学生です。
塾によって指導法は様々で、映像授業の教材を流し見しているタイプ、1対1でじっくりみっちりタイプ、問題を生徒に解いてもらって答え合わせをするタイプ、学校のように授業を行い生徒と一緒に問題に取り組むタイプ....
ちなみに、僕は、最後に出した、学校のように授業を行い生徒と一緒に問題に取り組むタイプの授業形式の塾で働いています。
授業をするって難しいです。ほんとに。
みんなは、どこが分からなくて、どの分野が得意なのか。読解が正確にできているのか、そうでないのか。古文・漢文の用法はきちんと理解できているか。現代文の解き方はルールを守って解けているか......
こういうのを理解するには、生徒とコミュニケーションを取らざるを得ません。
僕は、歳もほぼ変わりませんし、なるべく生徒とはフレンドリーに接するようにしています。
そんな時、塾長が「○○は社会に適してない、社会不適合者じゃなくても、社会非適合者。」って話を持ち出してきたんです。
正直、これは絶対に言ってはならないことなのでは?と感じました。
教育者という立場である以上、質の良い授業を提供するだけでは全く意味はないと思っています。
僕は、教育者であれば、教育者ならば、社会に出ても恥じることのない人への教育をすることが必要であると考えています。
勿論、授業も大事ですけどね。
授業をするだけならば、今やオンライン配信で大手予備校の授業なんて受け放題ですよ。
だけど、授業以外しません。だって、関係ないもの。
なかには、違う人もいるのかもしれません。僕なりの考えですからね。
でも、うちは違うんですよ。面と面を向かい合わせて、会話を交わしながら接することができる場所なんです。
ならば、授業だけではなく、人として良い人材でいられるように教育することも必要なのではないのでしょうか。
教育者の立場でありながら、教育者だからこそ、なんです。
今回は、自分の行動を改めて振り替えるいい機会になりました。
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