ジュエリーのクリーニング方法~洗剤を用いた水洗い編~


こんばんは!諒設計アーキテクトラーニング
「デザイン・センスの資格取得講座」担当スタッフです。

今回は「洗剤を用いたジュエリーの水洗い」についてご紹介します。

ジュエリーを使っていると、汚れや手垢などがついて
本来の輝きが失われていくものです。

ジュエリーは繊細かつ高価なお品ですので、
自分でクリーニングしてよいか迷われる方も多いと思います。

ですが、多くの宝石・貴金属は洗剤を使って水洗い可能です。

ただし、洗剤がNGなものもありますので、
まずはどのような宝石・貴金属が洗剤OKなのか知っておきましょう。

洗剤での水洗いが可能な宝石・貴金属は以下の通りです。

アクアマリン、アメシスト、アレキサンドライト、
ガーネット、クンツァイト、サファイア、シトリン、
ジルコン、スピネル、ダイヤモンド、タンザナイト
トパーズ、トルマリン、ひすい、ペリドット、めのう、ルビー

プラチナ、ゴールド、カラーゴールド

これら以外の宝石・貴金属は、
水もしくは洗剤が使えないので、ご注意ください。

では続いて洗剤を用いた水洗いの方法です。

用意するものは容器2つ、洗剤、歯ブラシです。
歯ブラシは毛先が細く柔らかいものを選んでください。

また、洗浄する前に、念のため爪楊枝などを使って
ジュエリーについている宝石が接着具合を確認しておきましょう。

ガタガタしている宝石があれば、
洗浄の時に外れてしまう可能性があります。

水洗いの方法ですが、
まず用意した容器にぬるま湯を入れ、ジュエリーを浸しておきます。

次に歯ブラシを濡らして洗剤をつけ、
ジュエリーを優しく、そして入念に歯ブラシで磨きます。
特に宝石の裏側や、チェーンの隙間などが汚れやすい部分です。

磨き終わったら再度ぬるま湯の中にジュエリーを入れて、すすぎます。

次に、もう片方の容器に水を入れて、
ジュエリーをしっかりとすすぎ、完全に洗剤を落とします。

最後に柔らかいタオルなどで水気をしっかり拭き取って終わりです。

もともとジュエリーについている宝石がぐらついている場合には、
洗浄することでその宝石がとれてしまうことがあります。

小さな宝石だと気づきにくいので、
洗浄し終わったら容器に宝石が落ちてないか確認しておきましょう。

以上、洗剤を用いた水洗いの方法でした!

宝石によっては洗剤や水が使えないものもあるので、
次回はそれらのジュエリーを綺麗にする「布拭き」についてお話します。


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