運動前後の食事で気をつけるポイント

こんにちは!諒設計アーキテクトラーニング、「整体・ボディケア・カイロプラクティックの資格取得講座」担当スタッフです。

今回は「運動前後の食事で気をつけるポイント」についてお話します。

運動前後の食事は、運動の効果や質を高めるために大切なものですが、
食事の仕方を間違うと、パフォーマンスが発揮しにくくなったり、
体に負担がかかる原因になってしまうこともあります。

特に運動前には食事の時間や内容にしっかりと気をつける必要があります。

一般的に空腹時で運動する低血糖状態になりやすく、
めまいやふらつきを引き起こすことがあります。

また、満腹状態で運動をすると消化不良を起こして脇腹が痛くなったり、
内臓に負担がかかって胃痛などの原因になる場合があります。

ですから、運動を行う時に
消化や吸収が終わっていることが重要となります。

食べ物の消化・吸収は3時間くらいかかりますから、
通常の食事であれば運動の2時間前に済ませておくのが理想です。

ただし、どのような食事内容でもよいというわけではありません。
脂っこいものなどは消化・吸収が遅くなるので、
運動2時間前には油控えめのバランスの良い食事を摂りましょう。

2時間前に済ませておくのが理想ですが、
2時間をきったからといって何も食べないのもよくありません。
空腹状態では低血糖状態になりやすく、パフォーマンスの低下を招きます。

運動1時間前であれば、消化の早い炭水化物主体の食事を、
運動30分前であれば、柔らかめのものを少量(バナナなど)、
運動10分前であれば、すぐエネルギーになるもの(ゼリー飲料など)を
摂るように心がけましょう。

運動後については、
30分~2時間以内に食事を摂ることがポイントとなります。
運動後の食事は、運動によって失われた栄養素を補給する目的があります。

特に重視して摂取したいのが、
糖質、タンパク質、ビタミン、ミネラルです。

糖質は消耗したエネルギーを補給するために、
タンパク質は運動で傷ついた筋肉を修復するために必要となります。

また、疲労回復にはクエン酸が役に立ちます。
クエン酸は、お酢や梅干し、柑橘類に多く含まれているので、
素早く疲労を回復したい場合には積極的に摂取してみましょう。

運動のことはシビアに考えるけど食事については疎か、、
という方は割と多くいらっしゃいます。

運動時のパフォーマンスや運動による筋力の増強などには、
食事が非常に重要な要素となりますので、
運動と食事はセットで考えるようにしましょう。

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