生理中の食事は何がよい?摂った方がよい食べ物について

みなさん、こんにちは!
今回は「生理中の食事のポイント」についてです。

生理がくると経血が排出されて大体の方が貧血気味になります。
また、生理で最もつらいのが下腹部や腰の痛みですが、
このような生理痛は体が冷えることで悪化します。

ですから、生理中には貧血を予防する食べ物と、
体を温める作用を持つ食べ物を食事に取り入れるのがポイントです。

まず貧血を予防する食べ物についてですが、
これは鉄分を多く含む食べ物が該当します。

鉄分を多く含む食べ物には、レバーや赤身肉、
あさり、ほうれんそう、ひじき、大豆などがあります。

これらの中で特にあさりは意外性が高いのではないでしょうか。
実はあさりに含まれる鉄分量は非常に多く、
たとえばあさりの水煮缶詰なら30gあたり11.3mgも入っています。

鉄分が多い食べ物としてよく知られているほうれんそうでは、
小1/4束50gあたり1.8mgですので、かなり多いことが分かります。

ちなみにサプリメントで鉄分だけ摂るという方も多いようですが、
鉄分はビタミンCと一緒に摂ることで、
ビタミンCが鉄の吸収を促し、効率よく吸収できます。
ですから、鉄分とビタミンCをセットにして摂取することが大切です。

次の体を温める作用を持つ食べ物については、
生姜やネギ、ごぼうなどの根菜類が該当します。

これらの中でも特に摂りやすいのが生姜でしょう。
生姜はさまざまな料理に活用しやすく、
たとえばおかゆやお鍋に加えても美味しいですし、
はちみつ生姜湯にして飲むのもおすすめです。

生姜は体を温める作用が高く、
摂取するとすぐにポカポカしてくるほどですので、
生理痛の原因となる冷えを防ぐために積極的に取り入れたいところです。

ただ、単に温かいものを食べるだけでも体は温まります。
ですから、生姜やネギなどの味が苦手という場合や、
白湯を飲んだり、普通のお鍋を食べたりしてもよいでしょう。

ちなみにですが、アイスや果物、夏が旬の野菜などを摂ると、
かえって体が冷えてしまうので、生理中は控えるようにしましょう。

また、カフェインには血管を収縮させる作用があって、
血行が悪くなることで生理痛が悪化してしまう可能性があります。
体を温めるために、温かい飲み物を飲みたいところですが、
カフェインが含まれるものは飲み過ぎないように注意しましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?