ヨガの基本姿勢「あぐら」の正しい方法と姿勢維持のポイント

こんばんは!諒設計アーキテクトラーニング、 「整体・ボディケア・カイロプラクティックの資格取得講座」担当スタッフです。

今回は「ヨガの基本姿勢である安楽座(あぐら)」についてです。

ヨガにはさまざまな姿勢がありますが、
その中でも基本となるのが、あぐらです。

ヨガではあぐらのことをスカーサナといい、
一般的にはかかとを脛の真ん中あたり、
もしくは恥骨の前あたりに置きます。

ヨガはリラックスして行うことが基本で、
あぐらを漢字で安楽座と書くように、
あぐらは特にリラックスできる姿勢なのです。

ですから、ヨガではあぐらが基本姿勢となっているわけです。

瞑想でもあぐらをかいて行うことが多いですよね。
このように、リラックスして行う運動の多くは、
あぐらが基本姿勢となっています。

しかし、一口にあぐらといっても
正しい姿勢もあれば悪い姿勢もあります。

では、正しい姿勢とはどのようなものなのでしょうか。

これはヨガに限らず瞑想など他の運動にも共通していますが、
① 左右のおしりに均等に体重を乗せる
② 背筋を伸ばす(猫背にならない、反り過ぎないようにする)
③ 手の平を上に向けて足の上に置く
この3つを全て満たすのが正しい姿勢となります。

それぞれの役割を簡単に説明すると、
① は体のバランスを中心で維持するために、
② は呼吸をしやすく、快適に行うために、
③ は肩に力が入らないようにするために、重要となります。

しかし、正しい姿勢が分かっても、
その姿勢を維持することが難しいという人も多いと思います。

これには主に2つの原因があって、
1つ目は腹筋と背筋が弱いこと、2つ目は股関節が固いこと、です。

特に猫背の人は腹筋と背筋の両方の筋肉量が少ない、
もしくはバランスが悪い(例:腹筋はあるが背筋がない)です。
背筋を伸ばすことを維持できない場合には、腹筋と背筋が原因ですので、
日頃から鍛えておくことが大切です。

足が痺れたり疲れたりする場合には、
股関節の固さが原因になっています。

股関節が固いとその周辺の神経を圧迫しますし、
あぐらを維持するために多くの力を必要としますので、
足が痺れたり疲れやすくなるのです。

ですから、このような人は股関節を柔らかくする運動を
日常に取り入れてみましょう。

ちなみに、フローリングにそのまま座ると、
お尻が痛くなってしまうので、ヨガマットは必須アイテムです。

正しい姿勢で行うことで、ヨガの効果を最大にすることができますので、
姿勢に気をつけながら実践するようにし、
姿勢の維持が難しい場合には筋トレや柔軟体操を検討しましょう。

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