ワガママロースペック
こちらのアドベントカレンダー用の記事です。
表と裏の同日をこんな記事で占領してしまって申し訳ないです。二正面作戦ということで……。
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捻じ曲がっていく様子が書かれています。「聞いてていいよ」ってなんだよ。咄嗟に出ないよそんな言葉。
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サービス終了の悲しい話が書かれています。最近はコンテンツの寿命サイクルが速いので新しい長寿のオンラインゲームは難しいのかも。基本無料ではなく1000円ぐらいで購入させてその後の有料コンテンツをそれぞれ100円ぐらいの買い切り制にしてくれると、個人的には助かるんですけども……。
ここでは主にAIで生成するか自分で描くか迷っている人の愚痴が書かれています。
絵の練習
今年、Wacom One(液タブ)とCLIP STUDIO PAINT(クリスタ)を購入した。意気揚々と練習し始めて半年以上が経過したが上手くならない。
1. 色がバケツこぼし塗り
2. そもそも立体のイメージができていない
3. 画像サイズが小さい
この辺りが課題だと思っている。
一番はやっぱり色。色々調べながら塗るけど難しい。
よく解説に出てくる「整える」って何なんでしょうか?
あと、どこかに塗り絵ができる線画配布場所ないですか?
ところでAIがここまで進化した現在に絵を描く必要があるのかということも考えてしまう。趣味なら拙い絵を眺め続けるより整った絵を生成してもらってた方がいいんじゃない?
久しぶりのStable Diffusion
どうやらStable DiffusionはGoogle Colabでは無料で使えなくなってしまったようです。あのときはずいぶん遊ばせてもらいましたからね……。当然といえば当然。じゃあローカルでやるかと思えば結構なスペックが必要らしい。なんということか。文字打って待つだけだろと思っていた生成AIもこんなにハードルが高かったとは。画像を大量にアップロードしていた人はGoogleに料金を払っていたかこの環境を揃えたということか。生成AIで出力した絵が売れていた理由が少し理解できた気がする。面倒、環境構築。
とは言え一回試さないと判断ができないので久しぶりにStable Diffusionで遊ぶ。
もちろんこれを使う。
モデルはこれを使用。
ちょいちょい詰まったところは以下を参照して(原理は不明だけど)解決。
上記URL先の対処法の1番だけを実行しただけでできてしまったのは少し怖いところ。まあいいや。そもそもちゃんとした環境があれば詰まらず行けたのかな?GPUなんて普通は持って無いです。使うのは普通のノートパソコンです。
ようやく準備が終わったので生成してみよう。いや遅い。CPU利用なので多分当然のことなんでしょう。
10分くらいしたら512*512の画像が1枚生成された。意外と速いぞ。
いや、明らかに自分が描くのより整っててワロタ。
なんということか。GPU無しでもいけたのかよ。
描く必要性を探す
本当だったら「GPUが無いから自分には無理だね。さあAI利用を諦めて自力で描こう。」というオチで終わらせる予定だったのに様子がおかしい。
こうなったらちょっと意地悪だけどAIに無茶をさせよう。
準備のために "Lora" なる特定のものに寄せるデータセットみたいなもの?を拾ってきた。ウマ娘のナリタトップロードのものが運よくあったので利用しよう。
急ぎでインストールしたからプロンプトなんて詳しくはわからない。
とりあえず欲しい姿を思い浮かべて。
「girl, baseball, uniform, Kakunaka Katsuya」と。ヨシ!生成してくれ!
1時間弱の時間をかけて現れたのは……。
ん?バッターボックスに立っている姿を出力してほしいのにピッチング姿?
おいおい、両手にグラブはめてやがるぜ!それに大事なぴょいっとした耳はどこに行ってしまったんだい?
AIに勝った!!!やったぜ!!!
いや、勝っていないだろ。お前もそのネタ描き終えていないだろ。
なんかプロンプトも悪い気はするんですが。
1時間程度でこのクオリティ。バッテリーが一回の生成で尽きることを考えても割とコスパがいいと思ったが、欲しいものが出力できないんじゃあ仕方ないねぇ。自分で描くしかなくなっちゃったねぇ。
では、自分で トプロ + 角中 のネタを描き上げようか。
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