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フリーランスじゃなくて転職活動。 懲りない「記者」への執着

 こないだフリーランスになると息巻いたは良いものの、ふと思い立って新聞社の秋採用のページを見てみたら、なんと、ちょうど募集していました。時期的に秋採用ですね。これを発見してからというものの、胸騒ぎが止まらず、頭がこのことしか考えられなくなり、本当に廃人一歩手前になりました。それほど新聞記者への思いが強いわけです。

 調べてみると、秋採用を行なっていたのは、朝日新聞、共同通信、NHK。僕が学生時代に秋採用で応募したのと同じ3社です。しかも、全部30歳以下であれば中途採用ではなく新卒枠で応募できる。今年で29歳になる僕はギリギリOKなうえ、中途採用というほど記者としての自信がない自分にはもってこいの年齢制限でした。

 私は、妻と一緒にパソコン画面を見つめ、3社にエントリーしました。

 なんでこれほど「記者」への思いが強いのか、自分でもわかりません。弱者に対して優しい報道をするから? 権力をやっつけるから? はたまたエリートコースだから? 

 答えは出ません。ただ一つ言えるのは、記者は自分の言葉で言うなら、「カッコいい」んです。「カッコいい」は、男性だけに使われる形容詞ではなくて、女性記者も「カッコいい」んです。

 秋採用で記者になれる可能性が少しでもあると知ってから、フリーライターのことなど「どうでもよくなって」しまいました。

 これは大きな声では言えませんが、妻との生活を考えると、フリーランスだと生活が安定しないため、大手の報道機関にいた方が、給料が高く、定年まで働けるという打算もあります。

 ただ、既存メディアに就職するデメリットの1つが、地方転勤です。既存メディアは、入社したらほぼ全員、地方で警察担当になります。僕は車の免許を持っていないので、入社前に急いで取らなきゃいけません。

 それから住居。既存メディアは、社員に転勤を強いる代わりに、手厚い住宅手当を用意しています。しかし、僕は半分持ち家みたいな形の住宅に住んでいるので、なかなか東京を離れづらい。だから、できれば離れるといっても神奈川か千葉あたりにしてほしい。まあ、働いている妻は「専業主婦になれるのなら地方に引っ越してもいい」と理解を示してくれていますが。。。

 そんなこんなでさっきまで、ES(懐かしい響き!!)を書いていました。学生時代より書くことが増えているのは社会勉強を積んだからですかね。

 フリーランスになるのでは、というお話ですが、ありがたいことにいくつかお仕事はいただいております。ただ、今は転職活動に専念したいと思っています。マスコミの他に、活字を扱う系(?)の会社をいくつか受ける予定です。 

 今日は祝日でどの会社も動きはありませんが、早く明日になって採用活動が動いて欲しいです。

P.S. 写真はうちで飼ってるカワウソです(嘘)

中西

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