わたしの心の中のあなたの優しさについて考えてみた話 #問いを贈ろう
現在、認定NPO法人PIECESでは、「#問いを贈ろう」キャンペーンと題し、9月21日の「国際平和デー」(Peace Day/非暴力と世界の停戦の日)に向けて、8月15日からの1カ月間、31個の「問い」を贈りあうことで自分や社会に関心を持つきっかけをつくるキャンペーンを行っています
その一環で、PIECESから贈られた31個の「問い」から1つを取り上げ、このnoteで私も問いに応えてみたいと思います。「問い」を巡るあらゆる想いが、子どもたちにとっての、あなたにとっての、わたしたちにとってのウェルビーイングに宿りますようにと願いながら。
本日の問いは、
"あなたの心のなかにはどんな人の優しさが宿っていますか。"
ふと思い出したことを徒然なるままに書き連ねてみたいと思います。
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私はこれまで本当にたくさんの人の優しさに支えられてここまで歩いてこれたなと感じています。
そんなあなたへの優しさへの感謝の気持ちを、少し立ち止まって、ひとつひとつ取り出してここに記しながら、この問いへの答えをいこうかと。
"わたしがまだ学生の頃、将来のこと、進路のことに悩んでた私にいつも優しく声をかけて寄り添ってくれてありがとう。私の卒業式の日に私が好きだったカノンの曲をピアノで弾いてくれたこと、ずっと忘れません。あの時のあなたの優しさに、10代の頃の私はとても救われました。"
"学習塾でアルバイトをしていたとき、同僚であり、大学の先輩でもあったあなたはいつも優しく私の話を聞いてくれました。話し下手な私でも、穏やかな笑顔で受け入れてくれて、あなたになら話せるかもしれないと思えました。お陰で今では昔よりは自分に自信が持てるようになった気がします。本当にありがとう。"
"国際協力の世界に憧れ、何も分からないままあちこち彷徨っていた私に、インターンの帰り道、博多から小倉までの片道の特急電車の乗車券を渡してくれて、一緒にお話をしながら帰路を共にしてくれてありがとう。あなたが帰りが同じタイミングになると必ず声をかけてくれて一緒に帰ってくれたこと、とても嬉しかった。国際協力の道をずっと突き進んでいたあなたは私にとっての憧れでかっこよかったです。今となってはもう会うことが叶わなくなったけれど、あなたが最後にくれた名刺入れはこれからもずっと大切に使います。"
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私は大学卒業後、ビジネスの世界で仕事を続ける傍ら、学生のときに知ったNPOの世界にも関心を持ち続けてこのPIECESに出会いました。
私は、これからも産業の世界で社会をより豊かなものへと導くイノベーションに、私なりの関わりで私の能力の限りで貢献していきたいと思っています。
と同時に、このイノベーションの行き着く先が、特定の誰かの私益とならぬよう、1人の市民社会の人間として、社会と対話を重ねていきながら、誰ひとり取り残さない社会の姿をたくさんの人たちや自然とともに探求していきたい。
その探求があって初めて、イノベーションは人々を自然をより豊かにしていくものだと私は信じています。だから、わたしはこの社会をずっと問い続けたいです。
そして、PIECESの取り組みは、この探求を深めていくものだと私は考えています。日常から生まれる小さな問いのなかからこそ、今より少しだけ、優しくてあったかい世界を作るために。
あなたの優しさに触れたわたしが、改めて今考えること。それは、わたしにとっても、あなたにとっても、あなたの大切なあなたにとっても、優しい世界を考え、描いていくことでした。
あなたには、どんな人の優しさが宿っていますか?
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