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テキサスホールデム【入門編2】

はじめに

お久しぶりです!だいぶ時間が空いてしまいましたが テキサスホールデム入門編です。
今回は以下の3点について話していきたいと思います。
私自身も初めて4か月なので間違えていることもあるかもしれませんが。。。

①ハンドレンジついて

まずテキサスホールデムはプリフロップの段階で参加せずにフォールドするハンドは何%くらいでしょうか?
答えはなんと「70%~75%」(6人でのプレイ時)です。
参加するのは25%~30%ほどしかありません。
ではどういうハンドで参加すればいいのかそれはポジション毎に違います。以下表をご覧ください。



スクリーンショット 2020-12-10 113912

この表が6人卓(6MAX)でのオープンレイズ(*1)するべきハンドレンジ表です。
(ポジションがわからない方は入門編1をご覧ください。)

*2 オープンレイズ:プリフロップで一番最初のレイズ

この表を絶対守らないといけないわけではありませんが、初めの内はある程度この表を覚えてこの表に沿ってプレイしましょう。

では何故ハンドレンジを絞る必要があるのか。
何故ポジションによってこんなにもハンドレンジに差があるのかについて話していきたいと思います。

ポジションによって、ハンドレンジの差がある理由についてですが、後ろにアクションする人数によるものです。
UTGは一番最初にアクションするポジションであるため、後ろに5人も控えていて尚且つ誰もまだアクションしていないため、
何の情報もありません。そのため、早くアクションするポジションほど不利なため、ハンドレンジが狭くなります。

そしてハンドレンジを絞る必要についてですが、
例えば、論理的な思考をするUTGのプレイヤーが3BBのレイズをしてきました。
自分はBUでハンドはA4o(*2)です。
さて問題です。自分はこのハンドでコールできるでしょうか。

正解は、コールはできません。
でも、上の表にはBUのA4oはハンドレンジに入っていると思うかもしれません。
しかし、上の表はオープンレイズができるハンドレンジ表なので、自分まで、フォールドで回ってきた場合の参考です。
ではなぜ、BUのA4oでは、UTGオープンレイズにコールできないのでしょうか。
以下のUTGのオープンレイズ表を見てみましょう

*2 A4o: Aと4のオフスーツの略。
オフスーツとはスーツが一致していないハンドのこと。
一致しているハンドはスーツ(s)と記載する。
例:A4s

キャプチャ


論理的な思考をするUTGということで、相手がオープンレイズするハンドは28パターンです。そのうちのAを含むハンドは11ハンドの約39%です。ということは、例えフロップでAが当たったとして
自分のA4は相手のA持ちのハンド全てにキッカー負けしています。
なぜかというと、相手のA持ちのハンドレンジには、A8より下のパターンはないからです。

ではA以外の相手のハンドも考えてみましょう。

スクリーンショット 2020-12-10 125217


上記表の内プリフロップで勝っているハンドはKハイからJハイの29%でその29%のハンド勝率も60%とA4はUTGの3BBにかなり不利なハンドであることがわかります。

以上のようにハンドレンジを絞らないで参加すると、分の悪い勝負をすることになってしまいます。


②オープンレイズについて


続いて、オープンレイズについてです。
プリフロップで一番最初に参加する場合は、
レイズして参加することがセオリーとなっています。
それをオープンレイズといいます。
BBと同額でコールして参加することをリンプインといいます。
このリンプインは初心者の内は絶対にやってはいけないといわれています。
リンプインについては後述。

ではオープンレイズはどのくらいの額がいいのでしょうか。
一般的なキャッシュゲームのノーリミットホールデムでは、2.5BB~3BBがいいと言われています。
トーナメントでは2BB~3BBがいいと思います。

ですがこれは必ず守るものではなく、プレイヤーや手持ちのチップによって変わります。

例えば、どんな額でもコールするようなルーズコーラが多い場合は、5BBでレイズしても10BBでレイズしてもいいと思います。
他には、持ち点が5BBしかないのに3BBでレイズするよりもオールインがよかったりと場合によって異なります。

③リンプインがダメな理由


続いてオープンレイズの時にも出たリンプインがダメな理由です。
ポーカーに慣れてない人は必ずと言ってよいほど、リンプインをしていますし、何年もポーカーをやっている人でもリンプインが基本となっている人も大勢います。
このリンプをしないだけでリンプをしている人とかなり差をつけることができます。
 ではリンプがダメな理由を説明していきます。

(1)BBがタダでフロップをみることができる。
 BBはゲーム開始時にBBを払っているため、リンプで参加するとタダでBBにフロップを見せることになり本来オープンレイズで参加すれば、降りていたハンドが勝ってしまうということが起こります。

(2)スチールができない。
 BBにコールで参加することにより、プリフロップで全員を下ろしてチップを得るスチールができなくなってしまう。

(3)自分のハンドレンジが絞られてしまう。
 例えば普段リンプで参加していた人が、突然レイズで参加してきたとします。そうすると相手からは「いつもリンプなのに、今回はオープンレイズだから強いハンドだな」と思われてしまい、ハンドを絞られてしまいます。

(4)相手のハンドレンジが絞れない。
 リンプインで参加すると自分より後にアクションする人は、オッズが合いやすくなってしまい、(期待値がある)参加しやすくなります。よって自分からも相手のハンドを読みにくくなってしまいます。

(5)ポッドが膨らまない。
 (3)を見て「じゃあ強いハンドをリンプして相手を騙せばチップ取りやすいんじゃない?」と思った方もいるでしょう。
 そうすると今度は、レイズで参加しないことによってポッドが膨らみにくくなり、強いハンドで大きなポッドを獲得する機会が少なくなってしまいます。
 
(6)マルチウェイになりやすくなってしまう。
 ポーカーは基本的に少しでも少ない人数と戦うようにするべきなのですが、リンプをすることにより参加しやすくなってしまい、
参加人数が増え、自分の勝率も下がってしまいます。

他にもあるかもしれませんが、自分が理解しているだけでも、これだけのデメリットがあります。

最後に

今回はここまでです。次回はコンテニューションベットとドンクベットについて書きたいと思います。

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