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リモートワークの環境を晒しつつ振り返る

この記事はRecruit Engineers Advent Calendar 2020の12日目の記事です。

いわゆるコーディングの話とか、特定のソフトウェアの話とかは出てこないのでご注意ください。

概要

昨今のもろもろでリモートでのお仕事が中心になったので、業務効率化のための環境を整備しました。

決していろんなガジェットを購入して遊びたかったわけではないです。

この取組の中で良かったこと、悪かったこと、今後やろうとしていることについて主観的に説明します。"もう少し作業環境を改善したいな"という方に少しでも参考になると幸いです。

(ホントはrancher/harvesterについて説明したかったけど間に合わなかった苦し紛れです。こちらは多分、Japan Digital Design Advent Calendar 2020の方でやりま...す。)

前提

・本業と別に複業として他の会社様にもお世話になっています
・仕事内容(どの会社様向けの仕事か)に応じてPCを複数台使い分けています
・できるだけ安価にリモート会議環境を整えたいです

上記の関係上、複数台のPCをシームレスに切り替えることのできる環境が少ない投資でほしいという状況があります。

現状の構成について

こんな感じの環境です。

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あまり片付いていないのは気にしないでください。
と言ってもわかりづらいのでもう少しきちんと図示します。

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正面からだけだと写ってない部分もいくつかあるので、もう少し裏側も含めた模式図を書いてみます。

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裏側も含めた構成としてはおおよそこんな感じです。
配線的には多少ごちゃごちゃしています。

前提で述べているとおり、利用しているハードウェア(PC除く)はなるべく安価なものを使う前提で考えています。

・ディスプレイ LG 27UL600-W EIZO EV2785
・USB切替器 よくわからないやつ
・USBオーディオアダプタ SB X-Fi Surround 5.1 Pro (死蔵品の流用)
・スピーカー SONYのミニコンポ(廃品利用) +  ロジクールのウーファー
・マイク SYNCO Mic-E10
・マイクアンプ よくわからない安物(失礼)
・Webカメラ よくわからないけどリングライトが付いてるもの

キーボードとトラックボールは言うまでもないメジャーなものなので説明はスキップします。PC接続のケーブル周りはCable mattersUGREENで統一しています。

プライベートで利用しているHP Z440と会社から貸与されているPC(会社毎にMacBook Pro13インチ or DELL XPS 13)をシームレスに運用できることを狙ってこんな感じにしています。

なんでこんな変な構成にしたの?

天の邪鬼な性格だからです。素直に定番構成(マイクにマランツ使うとか)にする選択肢はありましたが、あえて主流から外して試行錯誤する方向で考えました。

良かった点は?

良かった点はこんな感じです。

・複数PCの入力機器のシームレスな運用ができている
・マイクは大当たり。
・Webカメラも問題なし
・ディスプレイが広くて作業しやすく

複数PCの入力機器のシームレスな運用ができている

ノートPCとZ440の入力機器(トラックボール、キーボード)はシームレスな切り替えができておりその点については全く不満はないです。

同じキーボード、トラックボールを複数のPCでシームレスに利用できておりこの部分について満足度は非常に高いです。

マイクは大当たり

マイクに関しては大当たりでした。
カーディオイドタイプのマイクにして背後からの音が入らないようにすることでスピーカーを使いつつ外部接続のマイクを使ってもハウリングしない状態を作ることができました(参考)。これで子供が近くで騒いだりしても安心です。

この構成にする前はSONYのBluetoothヘッドホンマイクやイヤホンマイクを使っていたのですが、長時間使用すると耳が痛くなったり、蒸れて痒くなったりする問題がありました(あとBluetoothはバッテリー切れの問題)。

こういった不快感から完全に開放されたのはよかったと感じています。ただし、マイクは容易に移動できないので家事をしながら会議みたいなことはできないのでその点は注意する必要が有ります。

Webカメラも問題なし

Webカメラについても、よくわからない怪しげなものの割にはしっかり働いてくれていて助かっています。ミーティング中も"やたらと無駄に高解像度&高画質だわ"と言われることもあるので問題なさそう(被写体の品質が低いのはご容赦ください)です。現状使っているカメラがフルHDで30fpsなので、個人的には60fpsのWebカメラがほしいのですが、60fpsにすると値段が跳ね上がるのが悩みです。

ディスプレイが広くて作業しやすい

ドキュメントをみたり、会議をしたり、コードを書いたり、パワポスライドを作ったりと基本いろんなお仕事を並列で進めていくことが多いので広い作業空間は個人的には必須です。マルチディスプレイかつ、両者4Kという解像度は非常に役立っています。発色もきれいで見やすいので、視力がアレな私にとっては一日の疲労の軽減にもつながっています

悪かった点は?

3点ほど課題を抱えています。

1. USBオーディオアダプタがmac/Linuxにフル対応していない
2. ディスプレイの入力切替が(少し)めんどくさい
3. Kindleは期待したほど使わなかった

USBオーディオアダプタがmac/Linuxにフル対応していない

USBオーディオアダプタ(Sound Blaster X-Fi Surround 5.1 Pro)がかなり古いもので、接続はできるものの現行のmacやLinuxではマイク、スピーカーの接続以上の機能が使えない点が不満です。その他は大きな支障なく使えています。

あと、スピーカーがでかすぎなのでもう少し小さいものに変更したいみたいな気持ちもありますがこれは音質と引き換えな部分もありそうなので我慢ポイントかなと考えています。

ディプレイの入力切り替えが(少し)めんどくさい

LGおよびEIZO両方のディスプレイともにPC切替時は入力切り替えが必要になる点がめんどくさいです。自動切り替えに対応したディスプレイがほしい気持ちもないわけではないですが、表示品質には不満はないのでここは多少我慢のしどころかなと思っています。

Kindleは期待したほど使わなかった

技術書籍などを参照する目的でアームにマウントしたKindleを置いてますが、数えるほどしか使ってないです。これは完全に無駄でした。タブレットをマウントして使うスタイルは私には合わなかったようです。

で、これからお前はどうしたいの?

仕事に関わらない部分としては、マイクやカメラは揃ってきた(+ 動画編集を行えるだけのマシンもある)状態なので色々既存の機材+αで遊んでみたいと考えてます。

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そこで上のようにグリーンバックを購入しました。FaceRigLive2Dあたりを使いつつ遊んでみたいですね。パブリッククラウドとかコンテナ周りのコンテンツを提供できたらいいなとか考えています。

まとめ

そこそこ試行錯誤しつつ、リモートワークの環境を整えることができました。多少の課題はあるものの大筋の環境は整えることができました。

そこまで打規模な散財もしていないのでその点についても満足しています。

その他役に立ってるもの

ホワイトボードも自室にあったりします。粘着式のシートを壁に貼り付けて使うタイプのものです。アーキテクチャ図書いたりアイデアを簡単にメモしたりする用途で使ってます。考えを整理する際にすごく便利です。子供のらくがき帳代わりにも使えます。

(ホントはこの前にWebカメラを配置してミーティング等に使えるようにしたいですが、これは今後のチャレンジ事項としています)

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まとめ

悩みながらガジェット集めて環境整えるのは楽しいですよ

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