またレポートから抜粋します。
なかなか業界全体が活性化する施策を考えるのは難しいです。
しかし未だに業界が何かをしているようには映りません。全員とはもちろん言いません。素晴らしい方たちもいます。
最近私の私感ですが、会社に属せず個人事業主になっている植木屋が多くなって来ている気がします。
植木屋は初期投資がかなり少なく始められます。そして現在は人手不足のため仕事は困りません。個人事業主は時間に融通が利き、特に営業をしなくても知り合いの会社に仕事ないですか?と声をかけると大体仕事があります。
そのため収入自体はものすごく高くはありませんが、組織に縛られずに自分の思ったように仕事ができ、それなりに収入があるので、人気が出るのもわかります。
しかし一人前扱いされるので、自分で常に勉強をしていないとそこから先の付加価値を生み出すことができません。そのため庭工事ができる職人さんはとても減っている印象があります。
技術の継承は難しい話だと思います。例えば対面での打ち合わせがいいか、リモートがいいかのような話で、その時適切な方を選べば良いが答えだと思うのですが、ある程度選択肢を知っていないと手数が少なくなります。
手数が多いほうが問題の解決には役立つと思います。
私の会社の理念として、ピープルツリーを守り育てたいというものがあります。次の世代やずっと先の世代までこの仕事が変わりつつ、変わらず続くことを願っています。