自己紹介


埼玉県草加市で植木屋を営んでいる吉田と申します。
自己紹介をしたいと思います。
私は一応植木屋の3代目になります。
なぜか植木屋の多い血筋で父方の叔父、いとこ、母方の叔父や、はとこ、大叔父も植木屋を営んでいます。

植木屋をしている理由からお話したいと思います。まず祖父が戦前、世界遺産のある群馬県藤岡市高山(高山社のあるところです)で養蚕を営んでいたのですが、養蚕が衰退し事業がうまくいかなくなりました。
そのため祖父も何か他の仕事をしなければいけなくなったのですが、当時の養蚕はものすごい富を築いていたようで、見える山は全部自分の土地だったと父は言っていました。お坊ちゃんとして育てられた祖父は手に職というものがなく、趣味でしていた庭いじりを職業にし、植木屋になったようです。

父の話では当時の田舎では珍しいほど知識のある人だったようです。
株式会社 緑酔園も、もとは「吉田緑酔園」といい祖父が命名しました。
私の憶えていることは、幼稚園生の時、祖父と話をした際に何か質問をすると、難しい話をされて何もわからなく、それを見て呆れたように話を中断し、それ以上は話をしなかったのをなんとなく覚えています。
あとはものすごく大きい注射をお医者さんに打たれていてすごく怖かったことを憶えています。そんな祖父は私が小学校に入る前に亡くなりました。
幼かったので、あまり祖父のことは覚えていません。

祖父が植木屋をやっていた時は、お客様の家で晩ご飯と晩酌をいただき、さらにはお風呂に入って帰ってきたそうです。そういった時代というより祖父とお客様の関係性がそういった関係性だったのだと思います。なかなかすごい話だと思います。

父も植木屋だったのですが、父の話は次回にしたいと思います。