もやもやと、2021年を締める
今年もこの時期である。少し早いが、この時期なのだ。そう、締めの時期……
中高時代から、何かにコツコツと取り組むことが本当に苦手。それから、既存のものをやり切ることも死ぬほど苦手。
理由は明確で、新しい何かにすぐ飛びついてそれまでやっていたものを忘れてしまうから。正直、楽しいし生きている上で飽きると感じることは少ない。そう理性が判断する前に本能で処理をするから。
緊急性の高い目の前のことに対する処理能力は、自分で言うのは烏滸がましいのを承知で、めちゃくちゃ高いと思うし、そういうタイプの人間である。
反対に、緊急度の低い重要なことを最後まで残して残して残す。残される。あくまでひとつの領域内のことだけれども、そのひとつの領域内でのマルチタスクが出来ないのは社会人としてはかなりしんどい弱点になる。
反対に、異なる領域であればマルチタスクは得意なようである。仕事がどんなに忙しくても、家族や友だち、恋人とのタスクはある程度順調に進めることができる。
男性脳だとか女性脳だとかあるけれど、女性脳ってこういうことなのかと思ったりした2021年。
自分の強みとか、価値観とか、個性って、その時によって少しずつ異なる。根本は同じで、基本いつだって大切にしてみんな生きている。
それでも、その濃さは、どれだけ自分を愛して、自分に時間をかけて、向き合うかによって変わってくる。
自分とどれだけ誠実に話し合えるかが大きな鍵。
わたしは、2021年それがやりきれなかった。
自分があって、それが仕事や周囲の人間との関わりに影響を及ぼしていく。
2021年は、周りに影響をされ続けた1年だった。
だから、その1年が終わろうとしているこのタイミング、わたしはとてももやもやとしているんだな。
ずっと、数年前の自分の価値観に縋り付いて、新しい自分を見出そうとしていないのだ。
つまらない。とても、つまらないんだ。
自己成長の意欲に対して、向き合うだけの体力を残さなくてはならない。来年こそ。
自分の軸があれば、楽なんだよ。かつての自分の言葉に、記事に救われる日々である。
成長が止まったままであることの、決定的な証拠だと思った。
とはいえ、やはりこうやって分析できることはとてもいいことだと思う。内省はしんどいものだけれど、やらなきゃ変わらない。
だから、やらないといけない。
2022年に進んでしまう前に。