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ディスコースマーカーを使って文を書こう

英語を書くときや話すとき、文の流れや論理をわかりやすくするために、ディスコースマーカーが役立ちます。これらのマーカーは、文と文のつながりを示したり、意見や情報を整理するのに便利です。今回は、初心者の方が使いやすいディスコースマーカーについてお話しします。

ディスコースマーカーとは?

ディスコースマーカーは、英語で書くとdiscourse marker です。discourseは「談話」という意味です。markerは談話の中で文の役割を明確にするものです。これにより、読み手や聞き手が話を理解しやすくなります。主に接続詞やフレーズで、文と文の間の論理的なつながりを示します。

ディスコースマーカーのない文

He arrived at an airport in Australia. 
He tried to rent a car.  
He found that he lost his baggage in the airplane. 
He noticed that he had left his smartphone. 
He rushed into the airport office. 
He could have his baggage and smartphone returned.
彼はオーストラリアの空港に着いた。
彼はレンタカーを借りた。
飛行機の中で手荷物をなくしたことに気づいた。
スマートフォンを忘れたことに気づいた。
慌てて空港のオフィスに駆け込んだ。
手荷物とスマートフォンを返してもらうことができた。
この文では、事実だけが淡々と述べてありますね。読み手が話の展開を整理しなければなりません。

ディスコースマーカーのある文

He arrived at an airport in Australia. 
Firstly, he tried to rent a car. 
However, he found that he lost his baggage in the airplane. 
Additionally, he noticed that he had left his smartphone. 
Therefore, he rushed into the airport office. 
As a result, he could have his baggage and smartphone returned.
彼はオーストラリアの空港に着いた。
まず最初にレンタカーを借りようとした。
しかし、機内で荷物を紛失していることに気づいた。
さらに、スマートフォンも置き忘れていた。
そこで空港のオフィスに駆け込んだ。
その結果、手荷物とスマートフォンを返してもらうことができた。

ディスコースマーカーが入ることで、話の流れがはっきりしました。

初心者の方が使いやすいディスコースマーカー

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