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たかが10分されど10分

少し前の話になりますが
久々にライブハウスに遊びに行きました。
LIVE TO WEST 2021

このご時世、広島までツアーで来てくれるバンドが激減する中、こうしてイベントを組んで
ツアーをしてくれることはとてもありがたかったですね。

この日は座席指定でした。
正直、慣れない。戸惑いはあるけど、
ライブが良いバンドだとあまり気になりませんでした。さすが、ライブバンド。

コロナ禍であり、子供も産まれたので
遊びに行くことは控えていましたが
bobupに出てもらって付き合いの長いバンドが
広島に来るとなると、挨拶も含めて会いにいかねばなりません。
これは、自分が広島でイベント運営をするにあたって大切にしているいわば、ルーティンみたいなものです。

自分にとってイベントは
バンドを呼んで、ライブ、打ち上げを終え
「楽しかったね」で終わるものではありません
だって一度出てもらえたら、次も出てほしくありませんか?自分は出て欲しいです。
次のツアーだったり、bobupの節目だったりで
出て欲しい。
そのためには、より良い関係を継続していかないといけません。
地方にいるとそれが中々難しかったりします。


理由は簡単。
バンドが地方に来る頻度はあまり高くないからです。
直接会えるタイミングがとても少ない。
大体、年に1回。多くても2.3回です。
たまに何ヶ月連続で広島ライブ!というの
激レアです。SSR。というか正気の沙汰ではないですね。(もちろんめちゃくちゃ嬉しいのですが笑)
話ができるチャンスが少ない。
少ないのであれば、そのチャンスを
取りこぼすわけにはいかない。
なので、なるべく会いに行って挨拶をするようにしています。
しかし、
会って話ができる時間は10分くらいです。

だからと言って特に特別なことはしません。
その日のライブの感想を言って、気になるところがあると「あれってどういうこと?」みたいな感じで聞いたり、やんわりとまたbobup出てね!みたいな話をして終わりです。
ただ、この10分はめちゃくちゃ大事だと思っています。

直接会って、面と向かって話をする。
そうして印象や関係をアップデートしていき
ちゃんと覚えてもらい続けること。
とても基本的なことです。
何事も基本が大事。基本があってこその応用。
イベントを通してバンドの活動の一部を担うためにも、信頼という基本があって、そこから
どう展開をしていくかという話に繋がっていきます。
一度呼んで、音沙汰なしで、またお誘いする。
自分はそれは失礼に当たると思っているので
広島でライブがある際は見に行きます。
たった10分でも楽屋に行って会いに行きます。
「楽しかったよ!ありがとう!また会おう!」
それだけでも印象って違うと思います。
自分が逆の立場ならめちゃくちゃ嬉しいですし
また一緒にやりたいなと思います。

華やかに見える業界かもしれませんが
何より大切なのが信頼ですし
このような積み重ねが後々自分を助けてくれる
この積み重ねがあるからこそ、
また一緒にイベントをやれた時はとても嬉しい
ライブが盛り上がった時は、自分のことのように熱くなれる。
打ち上げのビールも美味い!笑
広島という地方で続けて行くからこそ
大切にしていきたいなと思います。

bobup活動休止してても
ちゃんとしてますからね!
復活はいつになるかわからんけど!
できる時になったらやります!
待っててくれると嬉しいです。
ほんといつになるかわからないけど!

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