これから海外でサッカーしようと思ってる人全員に読んでもらいたい学校では教えてくれない大事な話(前編)

前回が遊び(本気)の記事だったので、今回はしっかり目に。
だいたい遊びのパスの後は決めのパスを出すサッカーと一緒。
noteとサッカーの原理原則は変わらない。(知らないけど)

今回は僕が大学を卒業してから約3年間ドイツで生活をして、サッカーをしてきたからこそ分かる、学校どころか、99%くらいの人が教えてくれない話をします。

1、海外に住んでみたかった

そもそも僕が何故ドイツに行ったのか、何を思ってどうゆう未来を見ていたのかから話すと、まず前提として僕は海外で生活したいと高校生の時から思っていた。前に書いたnote(自由の国アメリカでU19リヴァプールFCに0-12で負けた話)を見てほしいんだけど、このアメリカでの経験が、あぁ、いつか海外に行かないとダメだな。海外で生活してみたいな。と本気で思わせてくれたのがきっかけ。
とはいえ、大学くらいは出ておきたかったから進学したけど、ずっと心に卒業後はアメリカに行くんだって気持ちがあった。
4年の夏までにJ1からオファーが来なかったら海外に行こうって思っていて、いつまで経っても一向にこないから、日本でやるのは諦めて、海外での道を模索した。

2、Jクラブの練習参加

でも一応冬くらいにJ2の水戸ホーリーホックから練習参加の話がきて、1ヶ月くらい泊まり込みながら参加させてもらったんだけど、思っていた「Jリーガー」とは全くもって別の世界がして(当時はグラウンドもなければクラブハウスもないし、金もないし、とてもとても恵まれた環境ではなかった)具体的な話ももらったんだけど、丁度練習参加に来ていた190センチくらいの謎の韓国人に強烈なアフターをくらって、膝を痛めてしまい、心が完全に折れてなんの当てもなかったけど、やめときますって去ったのを覚えている笑
でも当時水戸には鈴木隆之さんとか、近藤岳斗さんとか橋本晃司さんとかいて上手い人もたくさんいたし、めっちゃ楽しかった。しかも監督は闘将柱谷哲二。(あ、岳斗さんは上手ではないか…笑)石にかじりついてでもそこで頑張ってたらどうなってたのかな。とか思うこともあったけど、まぁ考えても意味のないことだから。

3、微笑みの国、タイ

実は内緒で水戸の練習参加の前にタイのクラブに練習参加にも2週間くらい行っていて。1人で飛行機に乗るのも海外に行くのも初めてだったし、タイなんて行ったことないし、めちゃめちゃ不安だったけど、なんとか現地のコーディネーターと会うことができて、何チームか練習参加して。ただその頃はもう1番上のカテゴリーのチームに入るのはJリーグで100試合とか出てるレベルじゃないときつくて、2部3部ならありそうだったけど、サッカーのレベルが低かったし、タイ自体もちょっと住むには苦手な感じ(割と潔癖症だけど、練習中に汚いバケツに入った汚い水をみんなが汚い手を突っ込みながらすくっている汚いコップを使って水分補給をするくらいはできるようになっていた)だったから水戸もあるしってことでどことも具体的な話はせずに帰ってきた。

4、とりあえずニート

僕は30才手前にして、もうすでに何回かニートになっているんだけど、この時期もニートで初ニートだった。
水戸を離れてから、怪我でサッカーができなかったこともあり、普通に就職活動をしてみたり遊んでみたり、カフェ巡りしてみたり、自分と向き合ってみたり、色々したけど、絶対に今しかできないことって何かなって考えた時にやっぱり海外に住んでみたいなと思った。

5、そうだ ドイツ 行こう。

ドイツに決めたのは先輩も同期も行っていたし、サッカー大国だし、ドイツ語だしヨーロッパって響きいいしで割と勢いで決めて(本当はたまたま見ていたアナザースカイのゴン中山編でアナザースカイがあるのいいなって思ったのと、本田圭佑の情熱は足りてるか?という言葉に感化されただけ)その1週間後くらいにはもう飛び立っていた。
自称代理人みたいな人に諸々の手配で30万円、どこかのクラブに契約決まったらまた30万円みたいな感じで支払って、まぁキッカケとしてはしょうがなかったのかも知れないけど、そこまでお金を払う価値はなかったのかなと今なら思う。とはいえ、0→1を何も知らない地で作るのは難しかっただろうから、ひとつの選択肢としてはありなのかなと。
そんな感じでドイツに行くことに決めて、誰もが進む、新卒で大企業に入るっていう道をあっさり捨てて、がっつりレールから外れた人生を歩むことにした笑

サラッとドイツにサッカーしに行くまでを書くつもりだったのに、ひと記事分になってしまった。
4.5ヶ月間の出来事だから本当に色んなことをコロコロやってるなぁて振り返って思うけど、お前は何をしたいんだ!どうなりたいんだ!とか凄い言われて、、そんなの知らねーよ。全部思い通りになったら苦労しないわ。って自分のことなのに変に客観視している自分がいた。

次はドイツに行ってからのおはなし。

-つづく-


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