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分解力


この記事は

・理由はわからないが悩んでいる人
・今やっている事が頭打ちに感じている人
・ネガティブ思考に陥りやすい人
・モチベーションを維持したい人

へ向けて書いた記事になります


(2,487文字)

分解力

"仕事で新しい事に挑戦したが
良い結果を得る事が出来なかった"

"今まで沢山頑張ってきたが
何も得る事が出来なかった"

そして
"こんなに頑張っても無意味だ"
と考えてしまう

『そんな事ないんじゃない?』
『どうしてそう思う?』
と聞くと
大抵が明確な答えを持っていない

"だって上手くいかなかったから"
とかそういう返答が多いだろう

"ざっくり"
無駄だったな、良くなかったな
損したな、、自分はダメだな
と思ってしまうのが人の性だろう


ざっくりした考えでは改善は出来ない

例えば何か行動をして
結果、上手くいかなかったとする

しかし分解して考えると

何かが上手くいってなくても
何かは上手くいっている事が多い

何かが下がっていても
何かは上がっている


例えば
新規のお客様に対して
自分から連絡先を積極的に聞いたり
アプローチをしたとする

頑張ってみたものの
結果的にそのお客様に選ばれなかったとしよう

その時に
『あぁ、俺はダメなんだ』
『俺は失敗したんだ』

"ざっくり"ネガティブになるのは
分解力が足りていないと思う

そのお客様は内心
積極的にアプローチされた事自体は
嬉しかったのかもしれない

例えばお客様が新規で送り指名を選ぶ時に

・見た目の好み
・積極性
・接客力
・落ち着き感
・ブランド力

という5つの項目があると
仮に考えてみるとする

積極的なアプローチをする事によって
落ち着き感の項目は下がるかもしれないが

積極性という項目はプラスだったかもしれない

結果として選ばれなかったとしても

"失敗"と一括りにするのではなく

こうして分解して物事を俯瞰して見る事が重要だ

そして次はこの項目を高めよう
この項目を意識しよう
と改善していく事が出来る
これは紛れもないプラス1である。


わがままな方が得なのか?


最近よく耳にするのが
"結局わがまま言った方が得"
という意見だ。

真面目に相手の事を思い遣っていくより
わがままを通した方が
現実的にも
結果的にも得してる人が多いじゃないか

という事だろう

物事を分解せず
一部分だけを見て判断して
『わがまま言ったほうが得じゃん』となる

それを"尖る"と言う

確かに
"物分かりのいい人"

"ワガママな人"
どちらが優先されやすいかと考えると

綺麗事を抜きにすると
"わがままな人"が得をしている事が
世の中、多い事もある

しかし
わがままを言う事で
その瞬間のメリットを得ている人は
長期的なメリットを失っている可能性も高い

逆に
思い遣りを持ち
瞬間的なメリットは多少減ったとしても
長期的なメリットを得ている人もいる

"わがまま"を通す事によって
自分の欲しい項目がプラスになっても

"信頼される"という項目はマイナスになっているかもしれない

逆に考えれば
信頼を重ねていけば最終的に
自分の理想の状態を作る事も出来るかもしれない


※勿論、相手がただ単にズボラで
感謝の気持ちが無い人の場合は別


少なからず俺は入店当初から
そう考えて行動してきた。

最終的にどの地点(グラフ)を目指しているのか?
その為に今何を優先して重要視するべきか?

そして、望んだ結果を得るタイミングを
どこに持っていくのか?を大切にしている

例えば、有能な経営者ほど
成果を得る時期を後ろに持っていく
と考えている人が多い

信用信頼を削りながら
結果を優先してしまうと
大きな結果は得る事が出来ないと思う

尖ってしまっては
いずれ自分が苦しむ結果が待っているだろう


モチベーションとは

人は自分の理想に対して
今やってる事が"プラスになっている"
と感じる事が出来れば
例え今すぐ望んだ結果が出ていなくても
落ち込むことは少ないだろう

モチベーションを上げる方法
などをよく耳にするが

大抵は
簡易的な方法であったり
そもそもモチベーションに頼るな
という根性論だったりする

簡潔に言えば
"人は努力した先に結果がついてくるなら
努力できるし
努力しても結果がついて来なかったら努力できない"

これは紛れもない事実だ

例えばあなたに
『今から10km走れ』と言うと
嫌だと思うだろう

しかし
『10km走ったら1000万円あげます』
と言われたら喜んで走るだろう

根性論を言ったり
精神的に強く見えている人の中には
その人自身、結果が保証される可能性が高い状態にいる事も多かったりする

勿論、その人達の多くも
初めからその立場にいたわけではないだろう

では、その立場にいない人達は
どうすれば良いのか?


見えないプラスを見るようにする

根本的に人は自分がやってる事が
1でもプラスになっていると感じる事ができれば
勝手にモチベーションは
生まれるものだと俺は考えている

望んだ結果がその場で得れなかった時
何かの項目はマイナス5になったかもしれない
しかし他の項目はプラス1〜8になってる事もある

そこを分けて考え
『じゃあ次は下がった項目を上げるアクションを起こそう』
『その為に何をすれば良いか考えよう』
と切り替えれば

自ずとモチベーションは上がる

『今はまだ欲しい結果に届いていないが、この項目は上げれているから、将来的に望んだ結果に辿り着ける可能性が上がっている』と
認識する事だ。

その為には分解力が必要になる。


ネガティブになるのは人の本質


人は放っておくと
自然にネガティブな感情を優先してしまう

危機から身を守りたいからだ。

しかし
ネガティブ思考で過ごしていると
失敗する確率は減るが
望んだ結果を得る事は出来なくなるだろう

望んだ結果を得る為には
気持ちを切り替えて前向きに行動する必要がある

ネガティブになるのは
改善できる見通しがつない事が
原因の大半を占めると考えている

得れたもの(プラスになってる項目)
に気付けない事もその一つだ

だからこそ
チャレンジ、挑戦をして
望んだ結果にならなかった時に

ざっくりネガティブになるのではなく
分解して、プラスになった要素を認識し

マイナスになった項目の改善策を考え

前向きになる事が必要だ


無理にポジティブに考える事を俺はしない

分解すると
良かった面と改善点の両方を見る事ができ

自然とポジティブに考える事が出来る様になる

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