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真に受けるな

おちゃらけた写真を撮られるのは得意ですが真面目に撮られる写真がめちゃくちゃ苦手で証明写真の椅子の座る位置で10分ぐらい悩んだことがあります。

#モデルってすごいね

僕の今の店は前の店と人も雰囲気もメニューも違うので「いい店だね」と言ってくれる人もいれば「前の店のほうがよかった」という人もいます。

これはどんなことをやっても必ず出てくる声なのでちゃんと聞いた上で自分たちのやってることに自信をもってやっていくしかないと思っています。

飲食店でよくありがちな間違いは「お客さんの声をすべて聞いてそれをお店に反映する」ということがあります。なので飲食業の掟として「お客さんの声をすべて聞くな」という言葉があります。

「お客さんの声を聞いてそれを全部やる」というのは一見お客さんのことを考えてるようですが悪く言うとお客さんというのは自分本位の立場でものを言っておりそれを全部やってしまうと小さくまとまったお店になってしまいます。言ってしまえば「普通の店」ということです。

そうなってしまえばそのお店に行くという理由が少なくなってしまい結果潰れてしまいます。

『何を売る店かはちゃんと考えろ』

例えばワンオクロックのファンはワンオクロックのロックが好きなわけでワンオクロックの演歌が聞きたいわけではありません。シャネルのファンはシャネルのブランド力やデザインなどが好きで高く買っているのでワゴンセールに乗っているシャネルを買いたいと思いません。そういう人はファンではなく単なる声をあげる人でしかないんです。

一番やっちゃいけないのが自分たちのコンセプトからズレることをやってはいけないということです。

どんな商売においても捕まえて置かなきゃいけないのは「それじゃないといけない」というファンで一般的な声ではないんです。ファンがいるからこそ商売が成り立ちます。

僕の店は商品ではなく人を売るというコンセプトがあります。僕は端から見たらうるさいし勢いだけで動きまくるので一般的に見たらうっとうしい存在に見られるかもしれません。そんなことわかってるんです。

でもそんな僕でも僕に会いに友達がご飯を食べに来てくれたり新しいお客さんが僕のことを気に入ってくれて笑顔で「また来たよ」とやってきてくれます。

僕がおとなしくなっちゃうと僕のことが好きな人はこの店に来る理由がなくなっちゃうので例え誰かに「うるさい」と言われようがここを変えるつもりはありません。

ディズニーランドでは迷子がいた時に館内放送を流すことはなくそこで働くスタッフが連携して親御さんを探します。

館内放送した方が探すのは速いのは分かっているのですが館内放送するとディズニーランドの世界観が壊れるので館内放送はしません。これもディズニーランドが好きなファンを守るためにやっていることの一つです。

ちなみにディズニーランドには行ったことはないww

料理の値段も地元の人からすると決して安くないほうだとは思いますが(出してる料理からするとめちゃくちゃ安いんですが)安いだけの店が良かったらどうぞ他へ行ってもらっていいと思ってます。だって安売りする店ではないので。

なんか偉そうなことを言ってますがお店を続けるために大事なのはその商売の売りであることは何があっても変えないという信念は大事です。

ちゃんちゃん♪

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