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肌は、皮膚の同意語です。
よく観察してみると実にたくさんの情報を得ることができます。それは肌(皮膚)が
「外部との接点」であり、「身体の鏡」であり、「心の状態」をうつし出すからです。
老化を除くスキントラブルは大抵この3つに
原因が関係しているものです。

●外部との接点・肌は常に外部からの刺激を受けています。ゴミやほこり、紫外線。
洗顔や化粧品もときには刺激となります。

●身体の肌(皮膚)と内臓系は密接な関係にあります。
肝臓が悪いとき、胃腸が悪いとき、
何かしらの影響が必ずといって良いほど肌に現れます。
当然、栄養の偏りなども反映されます。

●心の状態・・・ストレス時代といわれる今日です。
心因的なことが原因で、
スキントラブルとなるケースが増えてきています。

以上のことを踏まえ、
皮膚の構造についてもう少し詳しく見ていきましょう。

改善するには、

相手(皮膚)の特徴やメカニズムを知ることが早道です。


【表皮層】…角質、顆粒、有棘、基底の4層からなります。
約28日の周期で新陳代謝され、
新しい皮膚に入れ替わる皮膚の表面の層。
メラニン色素や天然保湿因子があり、
毛細血管や皮膚組織を守るはたらきを持つ。

角質層:紫外線、乾燥、汚れなどの外的要因から皮膚を守る皮膚組織の最も表面の層。
酸性保護膜、細胞間脂質などがある。

顆粒層:表皮細胞の核が失われ、角質へと移行してゆく層。

有棘層:リンパなどの体液で満たされている層。栄養と老廃物の交換、砂素と酸化炭素の交換が行われる。

基底層:新しい表皮細胞と、メラニン色素が常にストックされている層。

【真皮層】弾力を保つタンパク繊維である繊維コラーゲンやエラスチン、その他に、毛細血管や知覚神経、免疫物質などからなる皮膚の本体部分。
【皮下組織】脂肪を多く含む層。保温の役目を果たし、生体エネルギーの貯蔵庫にもなっている。内臓など、体の内側を保護し、美しい体型を形づくる。

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