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脂性肌(オイリー肌)のメカニズム

雨や真夏はもとより、秋冬の季節にも肌の脂分が多く、ベタついた肌に悩む女性は若い年齢層だけではありません。

体質もありますが、できるだけ脂分の多い食事を避け、水分をたくさん場取し、体内の代謝を促進させながら皮膚を丈夫にすることを考えていきましょう。

脂性の肌質に悩む人は
ビタミンB2やB6の不足も考えられます。
ビタミンBの欠乏が脂漏性湿疹を招くともいわれているので補う必要があります。

なお、脂性肌の原因として以下のようなことも考えられます。

●毛穴のつまり

加齢や運動不足、不規則な生活や慢性的な疲労などによる新陳代謝の遅れから古い角質がたまり、毛穴に皮脂がつまった状態になってしまう。更にその皮脂が酸化すると炎症を起こし、ニキビの原因にもなります。

●皮脂の過剰分泌

不規則な生活や糖質(炭水化物)に偏った食事を摂ることでホルモンのバランスが乱れ、皮脂の分泌が増えてしまう。また、女性の場合、生理前後に一時的に皮脂が増えることがあります。

●間違ったお手入れ・クレンジングをしすぎること

特にウォッシュタイプのさっぱりとした洗い上がりの洗顔料を使うことで、一時的に皮脂が、極端に少ない状態が作られます。

皮脂が極端に少ない状態が長く続くと、皮膚の抵抗力が保たれなくなります。

「たくさんの皮脂を作り出さなくては・・・」という皮膚の本来持つ自然な動きが機能しだします。

さっぱりと洗ったつもりが、かえって皮脂の過剰分泌を招く結果となるのです。

クレンジングにはミルクタイプやジェルタイプのものが良いでしょう。

素肌の汚れは、皮脂と近い成分のもので落とすことが一番効率のよい方法です。

しっかりとメイクをしている時は、オイルタイプのクレンジングで

メイクを落とした後、さらに余分な油分を落とすため、ウォッシュタイプ(ダブル洗顔)。

しかし基本的には丁寧なクレンジングを1回すれば充分、洗い過ぎは前述の通り皮脂の分泌を助長することになります。

クレンジングのあとは化粧水、そしてクリームではなく軽めの乳液を乾燥が気になるところを中心に、比較的皮脂の多い顔の中心にも軽くなじませます。  

*有効な成分*

<ビタミン>
・ビタミンB群:脂肪の代謝にはB2やB6、パントテン酸やナイアシン。B群といえば代謝です。

・ビタミンC:抗酸化作用があり、皮脂分泌を調節してくれます。

・ビタミンE:血行を良くするほかに過酸化脂質の分解も。ぜひビタミンCと一緒に。

<ミネラル>
鉄/銅/亜鉛/カリウム

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