角膜乾燥症のことをドライアイといいます。
人間の目は1分間に約10回以上まばたきをしています。
まばたきをすることで眼球の表面に涙の保護膜ができ、目を守っています。
ところが、長時間OA機器を使用していると、
まばたきする回数が減り、保護膜の涙も少なくなって、目が乾くという症状がでてきます。
眼球の表面の乾燥が続くと、まばたきがしづらくなり、ばい菌などの感染を予防する抵抗力が衰えて、眼精疾病に発展する場合も少なくありません。
ビタミンA(βカロテン)や、ビタミンB群、アントシアニンなどを補って目の健康を維持することが大事です。
あわせて薬局などで「ドライアイ専用」の目薬などを購入して点眼するとよいでしょう。
症状がひどい場合には、ドライアイ専用の眼鏡もあるので長時間目を使うときだけでも、使用すると症状を緩和することが可能です。
*有効成分*
●ビタミンA:過剰症に注意が必要。
βカロテンでも同様の効果がある。
●Bカロテン : 1日 10mg以内。
ビタミンAの前駆体。
ビタミンAは過剰症が心配されるが、βカロテンはビタミンAが不足した分だけAに変換されるので、非常に効果的な物質として注目されている。
●ビタミンB1:糖分(体内で分解されたブドウ糖)の代謝に効果的。
●ビタミンB2:「皮膚のビタミン」。脂肪の代謝を促進。
●ビタミンB6:タンパク質の代謝を促進。
●ビタミンB12:赤血球の生成を助ける。
●パントテン酸:「抗ストレスビタミン」。
マクロ栄養素の代謝を促進。
●ナイアシン:糖分や脂肪の代謝を促進。
●葉酸:赤血球の生成を助ける。
●アントシアニン:ブルーベリーなどの色素に含まれる栄養素。目の健康に効果的。
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