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一心に天尊を信じる

此の天を信ずる輩は、晝夜擁護したまいて、樂しみ心に叶えつつ、憂きこと常になかるべし


 上記は、生駒聖天寶山寺の歓喜天尊の和讃の一節です。信心をしていても人間の業により色々な事が日々起きます。これは当然の理なのですが、一心に信じて天尊と共に生きていれば、大難は小難に、小難は無難になります。

 どんなことも天尊と同行二人で進んで行けば、目の前に憂うことが出現しても、それを喜悦の心で容易に乗り越えて、楽しみの心を実現できます。天尊を一心に信心して、何事にあっても迷うことなく歩んでいけば良いのです。

 これは非現実的で劣位な盲信ではなく、実際の信仰実践を踏まえた信仰的な勝れた事実です。一心の信心を徹底する者が到達する境地といえます。が、難しいものではなく、倦まず弛まずに信心をしていれば天尊の御導きで行き着くことが可能です。合掌

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