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心強い御尊格

 當山では、天照坐皇大御神の習合型の御姿であり、尚且つ當山聖天様の神祇型の御化身である「金剛赤精善雨宝童子」を御祀り申し上げ、密教の修法をしております。

 奈良長谷寺の観音様の脇侍のお一方として知られる雨寶童子様は、日本、インド、中国の佛教伝来三国において、それぞれトップの御神靈として顕現され、その総体としての御姿が現在私たちが見る形です。

 信心する方は、現代では余り多くありませんが、祈願を籠めれば財・福を雨降るが如くに施与して下さる有り難い御尊格。他の神仏と併せて拜むと高い相乗効果があります。

 殊に大聖歓喜雙身天王様とは深い関係性があり、当然相性も抜群です。當山でも浴油供に当たっては定例期間中、本供を強化する秘法として必ず修します。

 他の密教秘法との併修でなく単体の修法でも財運や福徳の御利益が強いので、個別に依頼して祈願してもらうのも宜しいかと存じます。財運や福運のベースアップにもなります。

合掌

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