Unibet Premier League 2021注目ポイント

PDCイベントの中でも2番目に賞金が高く、参加するのに難しいと言われるPremier Leagueが今年も開催されるようです。

今回の開催において注目すべきポイントが次の3つ
・10人目の出場者は誰になるのか?
・いったい誰が優勝するのか?
・審判の夜で誰が落ちてしまうのか?
 また、初出場であるJose de Sousa選手と2回目の出場であるDimitri Van den  Bergh選手が審判の夜を乗り越えられるか?
見ていきましょう!

①10人目の出場者は誰になるのか?

今回のPremier League10番目の出場者は

Final player to be confirmed following The Masters

とあり、簡単に言えば”10番目の選手は2020/1/29~31に開催されるThe Mastersの結果によって決まる”旨がPDC.TVに記載されています。The Mastersの出場選手及び対戦の組み合わせは発表されていますので、確認してみてください。(PDC公式Twitterのリンクを貼っておきます。)
https://twitter.com/OfficialPDC/status/1346477815114264578?s=20

The Masters出場選手の中で10番目の選手候補は以下の選手になります。
※()内の数字はOoMランキング
James Wade(7)
Michael Smith(9)
Ian White(11)
Daryl Gurney(11)
Krzystof Ratajski(14)
Joe Cullen(16)
Stephen Banting17)
Johny Clayton(18)
Simon Whitlock(19)
Mervin King(20)
Mensur Suljovic(21)
Jeffrey de Zwaan(22)
Chris Dobey(23)
Adrian Lewis(24)

10番目の選手、私の予想はズバリ…

画像2


James Wade選手です!
2020年後半の調子の良さやOoMの順位はもちろん、European Championship, Grand Slam of Darts共に準優勝という結果からも期待ができます。
ただ、誰にでも10番目の選手になるチャンスはあるので皆さんも予想して試合を楽しんでみてはいかがでしょうか?

②誰が優勝するのか?

予想発表の前に、Premier Leagueに誰が選出されたのかを押さえましょう。

Gerwyn Price
Michael van Gerwen
Peter Wright
Rob Cross
Gary Anderson 
Glen Durrant 
Nathan Aspinall
Dimitri Van den Bergh 
Jose de Sousa


例年通りにOoM上位4位が選出されました。
2020-2021 World Championship優勝によりOoM1位となったGerwyn Price選手を筆頭にMichel van Gerwen選手、Peter Wright選手、Rob Cross選手が選ばれました。
残りの5名は2020年に活躍した選手5名が選出されています。
Gary Anderson選手はPlayer’s Championship優勝であるが、2020年はそこまで良い成績を残せていないため今までの実績を含めて選出されたのではないかと思っています。
Glen Durrant選手はPremier League優勝しており、Phil Taylor選手、Michael van Gerwen選手に続いて3人目の連覇達成を期待されています。
Nathan Aspinall選手はPDC Home Tour優勝, Player’s Championship×2優勝と2020年前半に好成績を残しており、後半もGrand Slamで準決勝進出と結果を出しているため選出されたと思います。
Dimitri Van den Bergh選手はWorld Matchplay優勝しており、2020年シーズンを通して準決勝、準々決勝に残る活躍をしているため選出されたのかなと思います。
Jose de Sousa選手は2020年前半はあまり良い成績とはいえませんでしたが、Grand Slam of Darts優勝で一躍スーパースターの仲間入りを果たしました。OoMは現在選出された選手の中では1番低いものの、実力は確かです。


軽い(?)紹介終わったので、結論いきましょう。
私の優勝予想は

画像1

Gerwyn Price選手です!

調子を落とした様子がシーズン通してほぼないという点が大きいです。前半でBest128が1回あったものの全体的に優勝・準優勝の回数がとても多いことが調子の良さを物語っています。長丁場となるPremier Leagueでも安定した強さを見せつけてくれること間違いなしです。

③誰が審判の夜で落ちてしまうか?


Premier Leagueには特殊なルールが存在していて、”はじめの9試合を10人の選手が争ったのち成績下位2名が強制的に敗退となる”というものです。その9試合目の夜を通称”審判の夜”と呼んでいます。

正直誰が敗退してもおかしくない、というのが現状です。この選手たちで争って誰が敗退するかの予想は誰が優勝するかより難しいと思います。実力に大きな差がないので、誰でも格上の相手を倒しうる可能性を秘めている今回のPremier Leagueはまさに魔境でしょう。

その中でも、初出場であるJose de Sousa選手と2回目の出場であるDimitri Van den Bergh選手の二人が審判の夜を乗り越えられるかという点はチェックしていきたいところです。
私個人として、記事執筆時点(2020/1/11)では両選手の脱落の可能性は低くはないと思われます。両選手ともに2020シーズン後半の成績が素晴らしく、この状態を維持してPremier Leagueに望むことができれば第一関門は突破できるのではないかと考えています。しかし、まだ選ばれていない10番目の選手・コロナウイルス感染の可能性を含めた本人のコンディションという不確定要素が存在するため”低くはない”という断定はしない表現にならざるを得ないかなと思います。


以上、注目ポイントを上げさせていただきました。
試合の感想も別記事にして載せたいと思いますので、呼んでいただけたら嬉しいです。

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